日本明慧
■印刷版   

サンタクロースの故郷で、人々が法輪功を声援(写真)


文/フィンランドの大法弟子

(明慧日本)2008年12月10日の世界人権デーに際し、法輪功(法輪大法)修煉者・金さんと夫のTommiさんは、フィンランド北部サンタクロースの故郷、ロバニエミ(Rovaniemi)のRuokasenkatu大通りで、「法輪大法」の横断幕を掲げて法輪功を紹介した。また、中国共産党による法輪功修煉者への残虐な迫害を暴露する写真や、金さんの母親の救援を呼びかけるポスターを掲げた。修煉者たちは、中国共産党が9年来、法輪功に対して行ってきた非人道的な迫害に抗議し、共に迫害を制止することを人々に呼びかけた。

金さんはSOSポスターを手に母の救援を呼びかけ、老人が厳寒の中で救いの手を差し伸べる

Tommiさんは熱心に説明し、フィンランド人の女性が法輪功の真相を理解する

 当日の気温は零下10度、北風が骨にしみ入るようだった。しかし、このサンタクロースの故郷で、金地に赤文字で書かれた「法輪大法」の横断幕と写真やポスター、そして熱心に活動する中国人の女の子たちが、人々の関心を惹きつけた。

 地元に住むToniさん(32)は、遠くから横断幕を見て駆けつけて来て、「私は法輪功のことを知っています。私は日本にいた時、中国共産党が人権を迫害し、人々の信仰の自由を抑圧した上、法輪功修煉者の臓器を生体のまま摘出して売りさばいていることをニュースで見たことがあります。私は知っています、知っています。本当にとても憎らしいことです。私たちはこれらの極めて悪辣な行為がこの世界で発生していることを阻止しなければなりません」と語った。彼は即座に迫害制止を求める署名用紙にサインした。そして、中国の人権迫害を制止するために何かできるだけのことをしたいと繰り返し話した。熱心なToniさんは、去ってから間もなくしてまた戻って来て、金さんにコーヒーを買って渡した。そして、法輪功修煉者は本当にとても強靭で、行っていることはとても正しいと話した。最後に彼は、法輪功のことをもっと理解し、修煉したいと表した。金さんはフィンランドの修煉者の電話番号を教えることにした。

 ベビーカーを押して通りかかった一人のお母さんは、金さんが手に持った「SOS私の母を助けて」と書かれたポスターを見た時、足どりを止めて静かに見て黙々とサインをして、その場を離れるのを惜しんでいたようである。金さんは今年7月、ちょうどフィンランドに着いた翌日、故郷の河南省鄭州市で法輪功を修煉する母親の陳真ピンさんが、再度わけもなく中国共産党の警官に連行、拘禁され、そして不法に3年の労働教養の判決を下され、今なお拘禁中である。

 大通りの向こう側には高校があり、通りかかった学生たちも次から次へと写真を観覧しに来て、そして次々と署名をして法輪功を声援した。

 金さんの姑はタクシーの運転手で、彼らの活動を見て非常に感動した。彼は資料を数枚求めて、もっと多くのタクシーの乗客に法輪功が中国共産党に迫害されていることを知ってもらい、さらに署名集めを手伝い、もっと多くの人が中国共産党の法輪功迫害を制止することに参加してもらいたいと話した。

 2008年12月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/12/12/191506.html