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バンクーバー:世界人権デーに法輪功の人権問題への関心を呼びかける(写真)

(明慧日本)2008年12月10日の世界人権デーに、バンクーバーの法輪功修煉者は市中心の芸術館前で、法輪功修煉者が受けた迫害の写真展や法輪功の真相を伝える署名活動を行ない、国際社会に対して、中国共産党の法輪功に対する9年も続いた迫害を阻止するよう、法輪功の人権問題への関心を呼びかけた。

法輪功修煉者は芸術館前で横断幕を展示、迫害停止を呼びかけ署名活動を行った

通行人は署名をして法輪功を支持

 ほとんどの民衆は法輪功及び法輪功が迫害されている真相を理解した。たくさんの民衆は直接署名活動の場所へ行って、自分の名前を署名した。多くの西洋人、中国人が展示パネル前に立って注意深く読んだ。ある中年男性は写真を見ながら、「このような残酷な迫害がまだこの世に存在しているなんて知りませんでした」と言った。

 法輪功修煉者・張素さんは、「今日は世界人権デーで、私たち法輪功修煉者はここで国際社会に対して、中国の法輪功修煉者の人権問題に関心を持つように呼びかけています」と表した。

 張素さんは、「中国共産党は人権宣言に署名したが、人権宣言の義務と職責を履行したことがありません。私達は今日ここで、全世界に中国で人権が迫害されており、特に法輪功修煉者に対して、すでに9年余り残酷な迫害が続いていることを訴えています」と述べた。

 法輪功修煉者は各方面で迫害されており、特にオリンピック前、法輪功修煉者に対する迫害は激化した。バンクーバーに住んでいる高ショウさんは、広州に住む2人の姉が不法に逮捕され、不法に2年の監禁を言い渡された。中国で、数万人の法輪功修煉者が残虐な拷問で迫害されているだけではなく、生きたまま臓器を摘出されている。

 張素さんは、独立した国際調査機構が中国に入って、法輪功修煉者の臓器狩りについて調査することを求めており、「私達はこの決議の具体的な実施に対して国際社会から支持を求め、同時に西方社会は経済の利益を重視するのではなく、自由と民主の理念を堅守して欲しい」と述べた。

 去年、中国からカナダへ移住したエンジニアの劉さんは、中国共産党は法輪功に対する迫害をこれまで緩めたことはない。この数年、海外の法輪功修煉者が堅持して真相を伝え、迫害を暴き出しているため、中国共産党の迫害手段は一層隠蔽され、民衆は表面からは見えないが、実際の迫害は依然としてとても深刻だと言及した。

 また、中国国内にいた時、心の中はとても重苦しく、中国共産党は家の周囲で、警備員や近くの住民を使って、行動を監視していたという。会社では、中国共産党の宣伝のため、同僚はみな自分を避け、接近する勇気がない。国外に来てから、やっと別世界であることを感じた。信仰の自由、言論の自由は、いかなる党が政権を握っても、強制的に理念を侵害されることがないことを身にしみて感じた、と述べた。

 劉さんは、「世界人権デーをきっかけに、もっと多くの人に法輪功が迫害されている真相を理解して欲しいです。21世紀にこのような事が発生しており、これほど惨烈で、これほど長期にわたっています。これはあるべきことではなく、全世界が関心を持つことを望んでいます」と表した。

 ある西洋の年配者のJacques Buzuel DhauJevilleさんは、法輪功修煉者が迫害されている写真を見て、とても悲しくなり、涙を流しながら言った。「彼ら(中国共産党)は法輪功修煉者に対してなぜこのようなことができるのでしょうか? 法輪功はこんなにすばらしく、真善忍は生命の真諦です!」。 

 Jacquesさんは、3年前にある男性が1枚の法輪功真相のDVDを渡してくれ、その上、自分の家庭が受けた迫害を語ってくれたという。今もそのDVDを持っており、非常に貴重なものだと話した。またJacquesさんは、一緒に法輪功を学びたいと言って、最後に煉功場所などの情報を聞いて、自分の電話番号も残したという。

 2008年12月15日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/12/12/191512.html