日本明慧
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自分をよく修めないことからの教訓


文/ハルビンの大法弟子 李明さん

(明慧日本)私達の学法グループが出来てすでに3年になり、全部で7、8人います。法を一緒によく学ぶ者が5、6人います。皆年配の同修で古い大法弟子です。その中でも私は学歴が高い方で、中学校、夜間大学を出ています。

  私は他の場所から資料をもらってきて、先頭になって皆と一緒に法を学びました。学法する時、法を学ぶことによって字を覚え、或いは知らない字を覚える同修がいます。法を読む時に字を読み落としたり、増やしたり、遅い上に重複が多く、その上に口語で気軽に字を加えていました、例えば「なあ」、「やあ」。私はそれを聞くと心が不快になり、長い間学法をし、修煉してきたのに、法を読む時にまだこんな状態だなんて・・・私は彼女たちに家に帰ったら、読み方を練習するように要求しました。それからはよく読める時もありますが、まだ時々このような状態になります。その時の私は、善意でそれを助ける事ができないだけでなく、かえって非難してしまい、みんなの学法時間を無駄にしてしまいました。結局、気まずいまま別れました。

  その後、ある同修が「私に非難された同修が陰で泣いていた。他の学法グループでの読み方はとてもよかったよ」と私に言いましたが、それを聞いた私は、内に向かって探さず、自分が正しいと思い込み、重い金槌を使って叩かないと彼女は直せない、師父も重い金槌を使って叩くと言われたこともあると、先生の言葉で自分の執着心を覆い隠し、自分を修めず、同修の気持ちを顧みようともせず、他人への思いやりもなく、同修に良い情報を与えず、逆に同修に圧力をかけていました、結局反対の結果になりました。

  また、ある同修がパソコンを持っていて、ダウンロードをマスターしてから、良く皆に資料を作って持ってきていました。あるパンフレットは劉伯温の予言で、中にある凶悪な徒党が血を飲んでいる写真がありましたが、血を黄色に印刷していました。私は発見した後、適切な解決方法を言わず、逆に批判しました。その後、その資料は明慧ネットのものではない事を知って、更に、直接辛辣な皮肉を言い、陰で議論して、同修に会う度に喋り、その上、彼女が持って来た資料を貰った同修に、彼女に返して自分で処理させようとしました。これが修煉者でしょうか──神の道を歩んでいる人がやるべきことでしょうか? まるで常人のように、道理を掴んだら相手を許さず、完全に旧勢力が手配した道を歩んでおり、本当に哀れでした。

  たとえ同修が本当に間違ったとしても、善意と慈悲の心で指摘するべきでした。どうしてこのようにやるのか、一つは私の身体から党文化の毒を取り除いていないこと、もう一つは自分がちゃんと修めていないこと、顕示心、闘争心、嫉妬心、居丈高にふるまう心、善の心、寛容な心がなく、すべて、執着する心がありました。学法グループの5、6人で私に非難されなかった人はいませんでした。私は暴走して、自力では抜け出せませんでした。

  ある日、同修は、すべての本を持ち帰り「遠方に人を救済に行きますが、いつ出発して、いつ帰って来るかはわかりません」と言いました。とても自然に、巧みに私は学法グループから放り出されました。この時、私はやっと夢から覚めたように愕然としました。やっと内に向かって探し、自分を修めるべきだと分かり、自分がやりすぎたことに気が付きました。これも自分を修めないための必然的な結果です。

  師父の説法の中で「いかなることも偶然ではなくなり、偶然なことが現れることもありません。人生の道のりにあるすべては、あなたの向上と修煉と直接的な関係があります」(『ロサンゼルス市の法会の講法』)と言われました。師父が重い金槌で弟子を目覚めさせて下さったことに感謝します。弟子はつまずいて転んでも、そのままでいません、師父に新しい学法の環境を与えていただいたことに感謝します。私はこの新しい学法グループを内に向かって探す環境とし、自分を修める新しい起点として、神の道を奮い立って追いかけます。

  苦痛の中の教訓を忘れません、あの時の事を思い出すと、本当に自分が憎らしく、また可哀相でした。内に向かって探して、自分をよく修め、心性を高める良い環境なのに、執着心を離さず、よい機会を逃してしまい、その結果、旧勢力が手配した道を歩み、同修との対立と間隔を生んでしまいました。本当に同修に申し訳なく、更に師父の慈悲なる済度に申し訳がたちません。本当にとても後悔しており、穴があったら入りたいくらいです。

  私は悟りました、今後これらのよくない心を取り除きたいならば、多く学法をすることで、身の一切の汚物を洗い流すことができ、法で利己的な心を洗浄して、無私な境界に邁進し、神の念で自分の念や行動を正し、使命を辱めず三つの事をしっかりと行い、最も重要なことは人を救済して、円満になり師父と一緒に帰ることです。

  ここで、私が傷つけた同修に心からお詫びします。次元に限りがあり、同修の慈悲なる指摘をお願いします。

  2008年12月16日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/12/13/190898.html