■日本明慧 http://jp.minghui.org/2008/12/17/mh194543.html 



仕事が忙し過ぎる状態は 一種の迫害である

文/大陸の大法弟子

(明慧日本)最近の数カ月で 会社は機構改革をし、事務室の職員を減らす一方で、仕事量が増えました。初めのうちは、新しいリーダーに人員増加を提案しましたが、そんな必要は全然ないとリーダーは堅持しました。私は製品に問題が多く出れば出るほど、故障が大きくなればなるほど人員が足りなくなればなるほどよいと思いました。技術の仕事をしているので、製品に問題が出れば、多くの場合、技術の人員が処理するので、私の提案が正しく検証されるに違いないと思いました。事実は私が思った通りでした。今年の生産任務も異常に重く、故障率も例年より多く問題が出てしまいました。これで私の事務室の人員が足りないことが明らかになりました。私達すべての人が忙しくて、さんざんな目に遭いました。朝から晩まで忙しかったのです。今までしたことのない仕事もありました。それに上の人と品質検査部門が私たちに新しい、厳しい要求を出しました。それで、余計に仕事の量が増えてしまいました。

 もっと酷いのは、ここは国営企業ですから、人と人の間の暗闘、利益の奪い合い、官僚主義が混じった人間関係と物事の扱い方は一層仕事の量を増やし、心の中の不平を増やしました。師父は『転法輪』の中で「現在、中国では国営企業であろうと、他の企業であろうと、対人関係に於けるトラブルは極めて特異な様相を呈しています。それは他の国や昔の中国ではかつて見られない現象で、利益を巡るトラブルが極めて激しく、いがみ合ったり、僅かな利益のために争ったりして、そういう時の考え方と用いる手段が極めて悪質なものとなっていて、今や良い人間になるのも大変難しいことです」と言われました。

 このような状態が長く続き、毎日法もよく学ばず、修煉状態も悪く、焦る心理状態を治めることができず、内に向かって探すこともなく、矛盾があった時、すぐ自分の不足と執着を見つけ出して取り除くことができなかったので、心理状態はますます悪くなってしまいました。今はもうマッチのように、触れると燃え出し、つけられるとすぐ爆発したかのようになり、いつも上の人や同僚と喧嘩をし、何か自分が悪いと言われたら、不公平に思い、相手と口論するのです。品質検査部門が出した問題に対しても、慈悲で、和やかで、寛容な気持を持たないで、強い闘争心で彼らと対立しました。

 この数カ月の状態を振り返って見ると、内に向かって探せば、たくさんの心が暴露されました。闘争心、名利に対する執着心、嫉妬心、焦る心、傲慢な心、顕示心など、色々ありました。大法弟子のような慈悲、寛容、善良、和やかな態度で回りの衆生に向き合いませんでした。もう何年も修煉してきたのに、どうしてかえって悪くなったのでしょう? こんな状態でどうやって彼らを救い出せるでしょうか?

 会社に行くと、慌しいペースで仕事をし、暇な時間は一刻もなく、時間を分秒で計算し、問題は次々と出ました。仕事が終って、疲れた身体で家へ帰り、学法も発正念も効果は良くありませんでした。心を静めて考えれば、これは最初から、私が発した一念が旧勢力に隙に乗じられたのではないでしょうか? 今私たちに起きた問題はすべて私たちの心がなしたのです。

 つい最近、同修と切磋琢磨して初めてこの問題に気付きました、同修も旧勢力の邪悪な要因の正体を見ました。私は絶えず、正念を発し、邪悪な要素を徹底的に取り除き、次第に仕事は前ほど多くなくなりました。今日、上の人は臨時に2人を私の事務室に派遺してくれました。

 暴露された執着心は真面目に取り除かなければなりません。慈悲をもって衆生と向き合い、責任ある態度で仕事をすべきです。常人は近い将来残れるかどうか選ばれる肝心な時期になります。私が大法弟子への要求に相応しくないせいで、常人を壊してはなりません。神は常人と争い合う訳はないのです。常人は現実の是非の中に陥っています。修煉者がそのようにしてどうするのでしょうか? 今はっきり分かっていますが、実際の仕事の環境の中では、また自分の立場を忘れるのは、確実に法を学んでいない現れです。

 今後は必ず、仕事の環境の中で言行に気を付け、厳しく自分を要求します。この文を書いて、必ず発表してほしいとは思っていません。ただ自分の執着心を曝露し、取り除き、尤も純潔な心で衆生を済度したいだけです。そして、私と同じような経験のある同修に注意したいのですが、旧勢力の罠にかかり、迫害されているのに気がつかずに、師父が要求された三つのことをうまくできないようではいけません。

 2008年12月17日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/11/28/190593.html

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