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神韻芸術団2009世界ツアーまもなく開幕:2008年日本公演の盛況を思い返す(写真)(二)

(明慧日本)テレビ番組制作会社「日経映像」の深堀鋭氏(映像制作ディレクター)は、プロの視点から本公演を見て「とても興味深かった」とし、「男性の舞踊が印象に残った。特に、『箸の踊り』など、モンゴルの雄大さを思わせる踊りが気に入った」と感想を述べた。

テレビ番組制作会社「日経映像」の深堀鋭氏

 本公演では、二胡や、ソプラノ、バリトン、テノールの独唱があるが、音楽好きな人にとっては最高レベルなものとして評価が高い。深掘さんもこの点に注目し、「十分に音量が足りていたので、PAは不要ではないか、生で十分だと思う」と述べた。また背景幕については、「舞踊の舞台では珍しいが、舞台効果としては最高だった」とした。

 舞踊について、中国舞踊とクラシックバレエが見事に融合していると高く評価。男性の舞踊には勇壮さ、女性の踊りには日本舞踊にも通じる優雅さが感じられ、「とても良かった」という。さらに、モンゴルや満州族など、各民族のモチーフが効果的に表現されている点にひかれたという。

 東京李美南舞踊研究会会長の李美南さんは、生活と密着した題材から伝統文化を演出したことに触れ、「今近代社会でいろんなものが電子化されて、全てのものがスピーティングされている世の中で、今日見たのはとても伝統的、そして生活の中から、例えばモンゴルの皿踊り、そして箸の踊り、靴の踊り、それこそ生活の中から生まれた伝統的なものを、舞台に鮮やかにそして美しく、きれいに表現されていることがとても良かったと思います」と評価した。

 カラー&イメージコンサルタントの会社「ラピス」の社長であり、カラースクールも経営している花岡さんは、まず色使いに関して、「ほとんどの演目で「反対色」が使われていた。例えば、二人がペアーになって踊るとき、衣装は反対色の組み合わせが使われ、メリハリの利くきれいな色になっていた。そして、背景と衣装は同系色でまとめられ、カラーハーモニー(色彩調和)がすごく中国らしくて、そこにきらびやかさとか華やかさがあった」という。

 花岡さんはまた、「きらびやかさと色使いという点では、日本のとは全然違う。今日の公演では、ものすごく限定された代表色何色しか使っていないが、それはおそらく陰陽五行説に代表される五色から発展された色使いで、まず一番位の高い人のところに、ゴールドに相当する黄色が使われ、そこから派生する反対色として紫を配して、黄色と紫が一番上位の色とされていた。そこからまた反対色として、黄色に対して青が出てきて、紫に対して黄緑が出てくる、という組み合わせが延々と続いてくるのがおもしろいなあ、と思った」という。

 神韻芸術祭の大阪の初日公演を見た山本教授は、、神の案配でこの公演を見るように導かれたとし、「大きな力を感じてこの公演を見に来ました」と語った。

 山本教授は、普段は舞踊にはあまり興味がなく、ネットで公演の知らせを見ても、特に注意を払わなかった。数日後、街頭で公演のチラシを手渡されたが、ある夜、夢を見るまでは真剣に考えなかった。夢に、チラシの仙女が目の前に現れたのである。「夢の中の仙女は、チラシと全く同じでした」とし、「それは天からの啓示に違いないと思いました。この機会を逃してはいけないとわかり、ここに来ました」と話した。


 公演を見て、その判断は正しかった。「公演全体にわたり、天国にいるような気分でした」と興奮気味に語り、「体が浄化されるのを感じたのです!来年もこの公演があるのでしたら、是非また見に来ます」と語った。

 2008年12月18日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/12/10/191418.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/12/14/102985.html