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フィンランドの老人:「正義は永遠に存在する」(写真)


文/フィンランドの大法弟子

(明慧日本)2008年12月14日、フィンランド北部のYLITORNIOという小さい町で年に一度のクリスマス展示即売会が行われた。現地の法輪功修煉者は町で民衆の集まりを機会に、人々に「法輪大法好」と伝え、中国共産党が9年にわたって法輪功修煉者に対する非人間的で残虐な迫害の真相を伝え、みんなで力を合わせて迫害を制止するように呼びかけた。

法輪功の真相に関心を持つ

 法輪功修煉者・金さんと夫は展示ブースを借りて、法輪大法が世界で80数カ国に広く伝えられている写真、およびフィンランド語の『轉法輪』と法輪功に関する資料を展示し、同時に中国共産党が法輪功修煉者を苦しめる残虐な迫害の写真も展示した。

 当日の展示即売会はとてもにぎやかで、多くの隣町の住民も観覧に来て、大成功だった。法輪功修煉者の展示ブースは多くの人々の関心を惹きつけ、次から次へと迫害制止を呼びかける署名簿にサインをした。金さんは絶えず人々に法輪功とその迫害の真相に関する質問に答えながら、法輪功に感心を持った素朴なフィンランド人に手製の折紙の蓮花をプレゼントして、彼らの支持に感謝した。

 一組の老夫婦はサインを済ませてから、こと細かに真相の写真を観覧したあと、多くの親戚や友人をつれて来て、迫害制止を求める署名に協力させた。

 若いTinaさんは、法輪功修煉者が中国で罪がないまま拘禁された真相を知った時、今のような平和な時代に、意外にも中国ではこのような暗黒な事態が発生していることをなかなか信じられないと話した。しかしその後、彼女は躊躇なく署名簿にサインをした。

 しばらくして、Tinaさんは再び展示ブースの前に現れ、しかも多くの友達をつれて来た。彼女はまた身の回りの初対面の人々にも真相を伝えて、サインをしてもらい、展示即売会が終わるまでずっと手伝ってくれた。

 金さんは中国で生活したことのあるMarkoさんという老人に真相を伝える中で、中国河南省鄭州市に住む金さんの母親の陳真ピンさんが、法輪功を修煉したことで、今もなお留置場に拘禁されていると話した。留置場は彼女に奴隷のような仕事を15時間以上もさせて、製造された大量の商品が販売されている。現在、中国共産党はまた彼女の母親に対して秘密裏に判決を下し、家族には判決文と弁護士の上訴書類を渡していない。陳真ピンさんの弁護士は何度も拘禁中の陳真ピンさんに面会を申し込んだが、いずれも拒絶された。

 Markoさんはそれを聞いて、激高してしゃがんで署名用紙にサインをし、そして金さんを抱擁して「正義は永遠に存在します!」と励ました。

 金さんは彼に、「母の弁護士は、法律に基づいて陳真ピンさんの人権保護に対して最後まで頑張ると電話で話してくれました」と語った。

 2008年12月19日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/12/17/191754.html