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青海省西寧市:張秀琴さんが迫害されて死亡

(明慧日本) 青海省西寧市の法輪功修煉者・張秀琴さんは、西寧市留置場に迫害されて人事不省となり、12月13日午前4時に冤罪が晴れないまま亡くなった。

 張秀琴(47、48歳の女性)さんは、西寧市城中区人民法院宿舎に在住。2008年11月13日の夜、張秀琴さんは西寧市南山路近くで真相資料を配布していた際、人に悪意で告発されて、南灘派出所の警察に連行された。そして不法に西寧市留置場に拘禁されて迫害された。

 留置場の警察の一方的な話によると、12月7日の夜12時頃、張秀琴さんは突然人事不省になり、留置場の医務室で救護手当てを受けても好転せず、青海省赤十字病院へ転送された。当病院は事実上、警察・検察・裁判所の司法関係の指定病院であり、「赤十字」といえども、法輪功修煉者のような良い人を迫害している「赤十字」という面から考えて人を救護する宗旨をけがしている。病院にいる間、張秀琴さんはずっと人事不省のままだった。

 12月8日の朝、留置場の警官は南灘派出所を通して張秀琴さんの夫を呼んで、張秀琴さんに付き添って看護するように求めた。しかし当時派出所のボス、即ち張秀琴さんを連行した警察は張秀琴さんの夫を罵り「自分たちに面倒なことをさせた」と文句を言った。

 最初、留置場側は3人の女性警官に意識不明になった張秀琴さんを監視させた。その後1人だけを残して監視させ、最後には誰も残さずに張さんの夫に「任せる」と言った。これで留置場側は責任逃れをしているのである。

 しかしこのようにしても、青海省赤十字病院はまったく人を張秀琴さんに接近させない。彼女の夫もできないし、テレビ電話を通じて見守ることしかできない。赤十字病院側は、彼女の大脳に水がたまり、心臓にも影響していると言った。しかし張秀琴さんは以前、このような人事不省に陥ったことがない。

 12月12日、赤十字病院側は深刻な人事不省になった張秀琴さんを夫に手渡した。張秀琴さんは12月13日の午前4時、冤罪が晴れないまま亡くなった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年12月21日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/12/19/191849.html