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石家庄第一収容所:法輪功修煉者・金影さんを不法に拘束

(明慧日本)2008年6月12日の午前9時頃,河北省石家庄橋西公安分局政委楊子華、国保大隊長・張朝英は交番の警官・徐鎮軒、候志明、孫霞など7、8人を引き連れて2台の車で法輪功修煉者・金影さんの個人診療所に押し入った。何の手続きもないまま、ヤクザのような手口で診療所の中にあるプリンタ、電子辞書、法輪功関係の書籍などを強制的に奪った。

 金さんは石家庄市橋西区で個人診療所「橋西金影中医療所」を経営していた。金さんは10年間の医者経験があり、豊富な臨床経験を持ち、医者としての金さんは正直で、善良な人だった。道徳観念が高く患者さんから良い評価を得ていた。

 金さんは不法に逮捕されてから6カ月が経った。そのため、治療に来る人が減り、診療所の運営もそろそろ維持できなくなってしまう。金さんの母親は、金さんのことで精神的に大きな打撃を受けており、心配のあまり毎日のように眠れない。現在、金さんのお婆さん(90歳過ぎ)も金さんの母親の負担になっている。

 石家庄橋西東里交番は、今年の8月に金さんを橋西警察院に書類送検した。金さんの親族は金さんのため遠くからやってきた、東里交番の事件経由の関係警官・候志明の所に毎日訪ねて行ったが、候志明は避けていた。やっと候志明を見つけた金さんの親族は「金さんが何の罪を引き起こしたのか? 長く拘束しているがまだ釈放しないのか?」と聞いたが、候志明はとても態度が悪く「金さんの問題については橋西警察院に書類送検した。俺とは何の関係もない」と返事した。

 金さんの親族はまた橋西検察院を訪ねた。検査院の関係者・武慧鈴は「この訴訟事件は事実がはっきりしないので、証拠不足のために戻された」と言った。 金さんの親族は再度候志明の処に訪ねて行った。しかし、候志明は「分からない・・戻されたものをまだ取りに行ってない」とだけ返事した。

 10月14日、橋西裁判所は金さんの家族に通告しないうちに金さんに対して不法裁判を始めた。裁判中、金さんは「なぜ、家族に通告しないのか?」と聞いたが、返事は「家族に通告する義務がない」と、言うことだった。裁判中、公訴人は8人の証人がいると述べたが、結局1人も出廷しなかった。金さんは裁判中に出された証拠について否定した。現在、正義感のある弁護士が事件に介入した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年12月22日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/12/13/191537.html