河北省冀東刑務所:韋丹権さんは体調が悪化し食事が摂れない
(明慧日本)河北省秦皇島市山海関の法輪功修煉者韋丹権さんは、2008年8月3日に不法に唐山市冀東刑務所の第5分遣隊5中隊に拘禁されて、体調がますます悪化し、2人の支えでやっと歩いていた。結核性肋膜の癒着、頸椎の増殖などの病状が現れて、毎日1袋のインスタントラーメンしか食べることができず、しかもほぼ全部吐いてしまう。ある隊長は、韋丹権さんが木曜日の12月4日前に、数日間入院したことがあると漏らした。
いま韋さんの家族は重病のための服役中の一時出所を求めているが、刑務所に各種の理由をつけて拒絶された。世界の人権組織および正義の人士たちが関心を寄せて、正義の手をさし伸べて韋丹権さんを救援することを望む。
12月9日、韋丹権さんの家族は冀東刑務所で韋丹権さんと面会した。課長の趙に許可を貰っていたが、「韋丹権さんは薬を飲まない、よく勧めるように」と言われた。家族は、「もしもあなたが薬を飲んで血便するなら、あなたはそれを飲むのか? これは彼に早く死なせることだ」と答えた。
韋丹権さんは2001年に山海関公安支局に不法に第3留置場で拘禁された時に、迫害により肺結核を患っていたので、2004年、2007年に不法に拘禁された時に肺結核が原因で一時出所した。韋丹権さんの現状を踏まえて、家族は教育科の王課長に一時出所を求めた。下記は家族と王課長との会話内容である。
王:俺は電話をかけて法律を聞いてみた……電話では、肺結核が何度も再発したならば服役中重病のため一時出所することができると言っている。
家族:何度も再発したじゃないの?
王:数回の再発はすべて余所で発生したもので…当たらない! 冀東刑務所の中だけで起こったことを認める。家族は一時出所を提出する権限がない。ただ刑務所が本人は本当に治療できなくなったと判断したら、ようやく家族に知らせて一時出所をさせる。
家族:本人はすでにこんな状態になってしまった、入所時に何もなく歩くことも平気だった。ここでは病気治療すればするほど悪化する、本当に死んだらだれの責任になるの?
王:重病の人はたくさんいるよ、みな病気にかかったわけだ。外でお金を稼げないので犯罪をした、そして捕まってしまう。私達はどんな罪を犯したことにも関わらず、いずれも治療してあげる、しかし治療しても死んでしまうことがあったら、これも仕様がない、死んでも治療はしたから。私達には責任がないよ。病院でも霊安室があるのだから! 死んでもおかしくない!
家族:韋丹権のことは公安局が違法に連行した、彼は自殺することはありえない、突発性の病気ではない。もし死んでしまったら、責任はすべてあなた達だ!
家族が面会する間、韋丹権さんは冀東刑務所の第4分遣隊(刑務所の病院が設置している)に送り届けられて検診したが、結果は不詳だと言う。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年12月14日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/12/14/191570.html)
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