日本明慧
■印刷版   

広州:法輪功修煉者・頼伯鋭さんは4年の実刑判決を言い渡された(写真)

(明慧日本)2008年12月19日に広東省広州市増城「610弁公室」、検察院、裁判所はぐるになって悪事を働き、罪名を捏造し、法輪功修煉者・頼伯鋭さんに4年の実刑判決を言い渡した。当日の午後開廷する前に、増城「610弁公室」の警官・頼伯勝と石灘留置場の5、6人の警官らは頼伯鋭さんの家に突入した。妊娠8カ月の妻・劉玉紅さんは家の中で押さえつけられた。

 頼さんは警官らに任命、派遣された「弁護士」を受け入れることを拒絶し、法廷では自ら主張し、警官らの非難告発を承認しないのみならず、法輪功は邪教だということも否定した。

頼伯鋭さん、劉玉紅さん夫婦と娘(4歳)

 頼さん(29)は、2001年12月に北京に行って法輪功の真実を訴えたため、中共政権に労働教養を強いられ、迫害された。2008年5月6日から8日まで、増城市「610弁公室」と留置場は広州で聖火リレーを迎えるため、周辺の法輪功修煉者を監視、尾行、私生活を侵害し、強制連行した。

 5月8日午後3時頃、増城市「610弁公室」の鐘良叢と石灘留置場の黎漢華をはじめとする10人の警官らは、カメラやビデオカメラを持って頼さんの家に飛び込み、有無を言わせず令状を提示しないで強制的に法輪功の書籍や資料、プリンタと一台のコンピュータを持って帰った。また、頼さんが会社の打ち合わせをするための携帯電話と劉さんの仕事場のDVDプレイヤーも奪った。劉さんが彼らに問い正した時、鐘良叢は狂暴に「もう一度言ったら、テレビも運んで行くぞ」と言った。

 劉さんは労働を酷使され、毎日すべての任務が終わらなければ、便所を洗うなどして罰せられた。また、夜は眠ることができず(夜勤)、食べたのはすべてカビが生えて変色した米と青い瓜を入れて煮た粥らしくない粥、ご飯らしくないご飯だ。5月30日、劉玉紅さんは妊娠していたため「保証人を立てて審問を待つ」こととなった。

 頼さんは令状を提示しないで強制的に連行された後、ずっと増城の留置場に拘禁された。何度も不法に尋問される中で、警官の理不尽な取り調べに対して答えず、邪悪な迫害に協力しなかった。2008年12月19日に不法に実刑判決を言い渡され、すでに数日前に広東四会の刑務所に連行された。

 劉さんは収入も貯金もなく、妊娠しており、また4歳の娘を育てなければならず、日常生活の支払いがすべて問題となっている。頼伯鋭さんは緑化の工事に従事していたが、たくさんの業者は彼の工事代金を払わなかったため、何度も彼らに夫の携帯電話の中から番号を調べて、お金をちゃんと払ってもらいたいと訴えたが、警官らはそれを拒絶した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年1月31日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/1/26/194218.html