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河北省:孫洪君さんが連行され、家族は恐怖の中で過ごしている

(明慧日本) 2009年1月22日(旧暦12月27日)はどの家庭でも春節の準備をしている時、河北省満城関鎮韓村郷要荘郷3所の派出所の警官は韓村郷南辛荘村のタクシー運転手・孫洪君さんを連行し、不法に家財を差し押さえた。生活を孫さんに頼っている素朴で善良な家族は苦難に満ちた境地に置かれた。

  1月22日午後4時頃、孫洪君さんの家族は突然に孫さんが家にいるかいないかという問い合わせの電話を受けた。家族は、彼はすでに仕事に行ったと答えた。夕飯時、突然警官らが不法に孫さんの家に押し入った。中の1人はかんかんに怒って「ここは孫洪君の家か?」と聞いた。家族が「あなた達はどこから来たのですか? 何でしょうか?」と言うと、警官は「城関鎮韓村郷要荘郷の派出所の者だ。孫洪君は法輪功の資料を配った!」と言い、すぐさま十何人かがどっと入って来て不法に家財を差し押さえた。家族がまだ何のことかはっきり分からないうちに、警官は少しもはばかるところなく至る所をむやみに捜し、すべての大法書籍や煉功テープを押収し、大手を振って立ち去った。

  孫さんの母親と妻はおとなしい農家の人で、どうしてよいか分からない中で、もともと安全を守り、人民を保護すべき警官に不法に家財を差し押さえられ強奪された。見るに耐えないほど散乱した部屋を前にして、驚きがまだおさまらない家族は、さらに孫さんがすでに連行されたと聞かされた。家族は互いに抱き合って大声で泣き、恐れと寂しさの中で旧正月を過した。

  孫さんの両親はすでに70歳を過ぎている。年取った父親は昨年事故に遭い、転んで重傷を負い、2年以上治療してもまだ全快せず、未だに杖を使い、妻に面倒を見てもらっている。孫さんには2人の子供がおり、息子はやっと4歳、娘は8歳である。妻は特別に温厚篤実で素朴、本分を尽くして家事をやり、孫さんがタクシーを運転して得た収入で生計を立てている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年2月3日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/2/194701.html