日本明慧
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オペラ・テノール歌手:「現場で体験することが最善の選択」(写真) (明慧日本)韓国テグでの神韻国際芸術団第2回公演は2009年1月31日午後5時、会場の観衆の驚嘆と熱烈な拍手で終了した。
自ら体験する事が一番よい 金主権さんは、中国大陸から韓国へきて公演する役者がとても多いが、とてもややこしい問題がある。それは2時間半の公演の中でどれだけの中華文化を表現し、さらにどうやって適切に表現するかが問題だと表明した。しかし、金主権さんは神韻公演の全過程を鑑賞して、芸術団がこの公演に大量の心血を注いだことに感嘆した。 こんなにすばらしい公演はやはり自ら来て体験したほうが一番よい、この芸術自身は中国の歴史を表現する全過程であり、その上中国それぞれの多元民族の芸術性、民族性を融和した総合芸術であり、いわゆる中国式の京劇、或いはもっぱら皇帝のためにおどる舞踊とは異なると金さんは感慨深く話した。 金主権さんは再度、自ら2時間半の内で中華文化を体験することができれば、それにこしたことはないと強調した。 一心に演じて、多元と包容を表現 金主権さんは、舞台の上でどのように真に芸術に応対し、どのように真の内心を込めて芸術に応対するかはとても重要で、神韻の声楽家が歌った歌のように、遺憾を永遠の遺憾にならせないようにと表明した。また彼はバックスクリーンの運用にとても印象が残っているという。例えば背景の画面中に天から人が降りてくるなどのやり方は誰も知らないと思う人がいるかもしれないが、しかしこのような手法を舞台に運用する勇気があるからこそ、それを芸術に高めたと解釈した。 舞台の上で人々は多くの表現方法を使っている。例えば声楽家が歌を歌う時に如何にきちんとするとかで、しかし最も重要なのは歌詞の中の真の意味に対して自分がどれだけ受け入れ、生命の感動を通して他人と共有するかだと言及した。そのために、金主権さんは神韻芸術団の価値と理念は多様性、収容性を持っていると賛嘆した。 また、今のマルチメディアとネットワークはとても発達しており、多くの人はネットを通して自分の考えを発表している、こうして多くの情報をお互いに共有することができた。以前はこの方面の交流が足りない為、人々の間に授与と包容に欠けていた。しかし神韻芸術団は公演を通じて、簡単に自分の理念を伝えるのはなく、自分の多様性、包容性を表しており、このポイントがとても価値があると感銘した。 演目の内包は厚く、心を打つ 多くの中国劇団は、皆伝統の文化を表現しようとしているが、しかしあまりに近代化している。神韻芸術団は伝統芸術と近代ハイテクの3Dバックスクリーンを統合して、ぴったり表現した。この点についても金主権さんは高い評価を与えた。 一番印象が強い演目に言及して金主権さんは、前半の演目中で、『迫害の中私達は厳然として神への道を歩く』が最も感動的だと表明した。法輪功修煉者が迫害の中でも道を求める信念を固め、極めて感動的で、法輪功が被る苦難をとても良く表現した。全体的な公演は飄々して婉曲であり、アイデアも斬新で、意味深い、そして人を深く考えさせ、感動させる。後半の演目中『ムーラン』は、とても短い時間内に、ストーリの内包を人々の内心の奥深い所までみごとに打ち込み、このような表現力にとても高い評価を与えた。 金主権さんはまた、声楽家の関貴敏氏のテノール独唱『あなたのために残念に思わせないで』に対して印象を残した。すべての人は人生に対する理解も異なる。しかし人生の哲理を人の心に刻む人は少ない。世の中で、私達は常に「残念」を口にして、互いに遺憾の意を表わすものの相手を理解包容しない。しかしまず私達は自分に残念な思いを残さないことだ。音楽家のウィリアム・リチャード・ワーグナー(Wilhelm Richard Wagner)氏は、芸術の創作は誠実な態度が必要だと著作の中で強調している。重要なのは、芸術家といい、観衆といい、自分が舞台芸術に対してどれだけ心血を注いだかが大事だと思う。歌曲の『あなたのために残念に思わせないで』の内包はまさにこのように表現していると話した。 最後に金主権さんは、共産主義の理論を未だに認める人がいるが、しかし現実に共産主義を実現することはあり得ないので、多くの人はそれを捨てている。現時点で中国を統治している中国共産党のように、人に無念を感じさせ、その存在自体が世界で凶悪なものであることを代表している。もしこれらの内容を明らかにしなければ、独裁体制を無くすことはできず、さらに多元文化の実現は困難であると語った。 2009年2月4日 (中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/1/194670.html) |
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