日本明慧
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一家団欒のお正月に、悲しい涙(写真) (明慧日本)旧暦正月の15日は中国では昔から一家団欒の日でもある。しかし、遼寧省撫(ブ)順市清原県に住む徐大為さん一家は悲しみに包まれていた。数日前の2009年2月3日、家族は中共の刑務所に8年間不法に監禁され、迫害された徐大為さんをやっと家に迎えることができたが、かつて健康だった徐大為さんの髪は真っ白になり、全身痩せ細り、暴力を受けてできた傷跡が体中にあり、精神状態も不安定になり、死の寸前まで迫害された姿であった。
徐大為さん(35歳男性)は遼寧省撫(ブ)順市清原県英額門鎮に在住。迫害される前までは瀋陽市の某レストランの料理人であった。1996年から法輪功を修煉し始めている。徐さんは「真・善・忍」の教えに従って良い人になるために自分に厳しく要求し、他人にいつも優しく、どんな仕事も文句を言わずにやり遂げてきた。徐さんの周りはいつも徐さんをとても信頼できる人間だと褒めていた。 1999年7月、中共が法輪功に対して不法に弾圧と残虐な迫害を始めてから、徐さんは中共の迫害はすべて嘘の宣伝をもとに国民を騙したことに気づいて、日常生活の中で自分が節約して貯金したお金を使って真相資料を作成し、法輪功の真相を伝えたため、2001年1月、瀋陽市公安局和平公安局勝利出張所の拷問を受けた。長期に亘り、公安の悪辣な警察らは徐さんに不法に手錠と足枷をかけ、残忍な暴力を振るった。吊り上げ、強制的に喉から胃に至るまで食物を注入し、不明な薬を注射したり、ゴムの棒で打ったり、スタンガンで電撃したりした。こうした様々な非人道的迫害を受けた徐さんの体は打撃を受けて危篤状態に陥った。数回意識を完全に失い、その後も意識がもうろうとし、精神状態がおかしくなり、胸の中に水が溜まり肋膜炎になった。瀋陽東陵刑務所で迫害され最後に精神異常になった。 中共の法輪功に対する迫害は後に水面下で密かにやるようになり、消息が外に伝わってこないので、詳細は不明だが、下記は徐大為さんが受けた様々な迫害の一部の事実経過である。 瀋陽市大北刑務所に於いて、2003年1月下旬、徐大為さんは自分が「真・善・忍」に従っていることは間違いないと言い、刑務所の邪悪な規定に従わなかった。それによって、警察は首をしめ、口を敲き、手錠をかけ、さらに足枷をかけた。徐大為さんは非人道的な虐待に抗議をして絶食し釈放を求めた。すると、喉から食物を胃に至るまで強制的に注入した。また、狭い牢屋(一人ぎりぎり入れる牢屋であり、完全に閉鎖的空間で光も入らない空間)に入れられ、更なる迫害を受けた。毎日の食事と言えば、半分煮た半分生のままのトウモロコシの粉であり、大小便ができないように手錠と足枷をかけた。この一連の迫害を実際に実施したのは刑務区長の悪辣な李建国とこの李がそそのかした受刑者である。 凌源第一刑務所では2003年10月29日、徐大為さんはここの所謂「厳管隊」に入れられ、重点的迫害の対象になった。刑務所の警察は受刑者を唆して徐大為さんの頭を強く打つように促した。四つの手錠を使って、徐大為さんを吊り上げた結果手錠が肉の中まで食い込み、血が流れて体中を染め、その時受刑者は苦しんで叫ぶ徐さんの口の中にタオルを入れて塞いだ。ゴムで打った後、針のようなもので体を刺した。徐大為さんはこれを受けて意識を失い危篤状態に陥った。大小便がズボンの中に流れ出した。当時、刑務所の王科長は受刑者が徐さんに虐待を加えているのを見て見ないふりをして阻止もしなかった。 凌源第一刑務所第八監区で徐大為さんは毅然と自由な信仰に罪はないと訴え、奴隷のような過酷な労働を拒否した。刑務所のいわゆる試験、写真撮影、サインなど強制的なやり取りを全部拒否し続けた。すると、狭い牢屋に入れられて手錠と足枷をかけて数カ月に亘り虐待され毎日食事も与えなかった。さらに徐大為さんにスタンガンを使った電撃を強制した。こうしたファシズム的な迫害を実施したのは第八監区区長の王利民である。 長期に亘る一連のファシズムよりも残虐な迫害の結果、徐大為さんは胸の半分に水が溜まり、少し意識はあるが危篤状態に陥った。 およそ2年前、徐大為さんは瀋陽市東陵刑務所第三監区に護送された。この東陵刑務所の法輪功修煉者に対する迫害は非常に残虐で知られている。迫害は密かに外に漏れないように実施されている。2007年10月22日、東陵刑務所は遼寧省撫(ブ)順市清原県に住む67歳の法輪功修煉者の張友金さんを迫害して死亡させた。また2008年8月19日、瀋陽市の法輪功修煉者・鄭守君さんを殺した。 徐大為さんは自分が犯罪者扱いされることに従わなかった。髪の毛を全部剃り、並んで番号を言うなどの規則を拒否したため暴力を受けた。この暴行を阻止にきた法輪功修煉者もスタンガンの電撃を受けた。主な犯罪責任者は刑務所所長の李衆、管教の霍喜中、戚金龍らである。 2008年正月8日、家族は偶然に瀋陽市東陵刑務所に監禁されている徐大為さんと面会することができた。これは徐大為さんが東陵刑務所に護送されてからの2年間で初めてであった。家族は当時の徐大為さんの痩せ細った姿を見て涙が止まらなかった。徐大為さんは完全に精神異常になっていた。 2009年2月3日、徐大為さんは「8年間の刑務所生活」から釈放された。家族は出迎えに来て自分の目の前の徐大為さんの姿を見て、信じられない思いだった。徐大為さん本人と判別できない程だった。髪の毛が真っ白になり、痩せ細っていたばかりか、目線がじっと一カ所に留まり、家族を識別できず、人を認識できない精神異常になっていた。 自宅に戻っても、家の隅にしゃがんでいて動こうとしなかった。家族は「自分の家だよ。怖がる事はない」と一生懸命に話して座らせた。家族が熱心にリハビリをさせた結果、たまに意識が戻るが間もなくまた異常になってしまう。意識が戻った際「刑務所は精神を乱す不明な薬を注射した。暴力を振るった。足で蹴った」と話した。 徐大為さんの娘はちょうど8歳である。生まれたとき父の徐大為さんは中共の刑務所で残虐な迫害を受けていた。今は、精神異常になって、自分の娘が解らず、判別もできない。 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) (中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/8/195095.html) |
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