日本明慧
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仕事をする心を取り除き、真に修める弟子になる(二)


文/黒龍江省大法弟子

(明慧日本)

  五、師父が按排された道を歩む

  私はすぐに気付き、内に向けて探しました。すると、あっと目が覚めました。これは小さなことではありません、学法も煉功もしないのに、自分はまだ大法弟子なのでしょうか? 7・20以降の邪悪な時期にも学法をしなかった日はありませんでした。1995年に法を得てから、毎日必ず一篇の経文を覚えることを長い間ずっと続けていました。ですから、7・20 の時、邪悪がどんな形をしていてもはっきりと分かったのです、それがどうして今はこうなったのでしょうか。

  内に向けて探してみると、自分にはもう大法弟子と言う称号は相応しくないのです。数年来、学法と煉功をしなかったばかりでなく、もっと重要なことは正念を発することを重視していませんでした。当時、正念を発する時、資料をコピーしながら、発したのです。ご飯を食べながら、コピー機を見ていたのです。ネット上でたくさんの同修がもう何回も本を読んで覚えているのをみて、私も覚えました。でも、数年のうちに、ただ100ページあまりしか覚えませんでした。

  焦れば、焦るほど、覚えられませんでした。仕事が忙しいから止めたのです。このようなことを繰り返しました。自分では無条件に全体に合わせて、衆生を済度し、師父のお手伝いをし、法を正しているのだと思っていましたが、実は自分はもうずっと前から、法から離れていて、旧勢力が按排した道を歩いていることに気付きませんでした。常人としての仕事をしたのです。これは師父がもうずっと前に明らかに教えて下さっているのです。

  自分は心を込めて、法を学ばず、何年間もの時間を無駄にしました。振り返って見ると、本当に危なかったのです。その恐ろしい結果を考えられませんでした。幸いにも多くの同修が私を助け、困惑した私を目覚めさせてくれました。私のことを参考にして同修には気をつけて欲しいのです。ぜひ、私のようにならないでください。どんなに忙しくても、学法と煉功を堅持しなければなりません。法に熔け込みさえすれば、心と目が明らかになり、事をすれば、倍の成果を収められるのです。

  六、奮起して追いかける

  同修達の熱心な助けにより、私は心を静め、法を学び始めました。心態を調整し直し、毎日最初に煉功をし、法を学び、正念を発してから、仕事をするのです。何かあった時には、内に向かって探し、法に基づいて自分の一思一念を正しました。初めの頃はとても難しく、どうしても煉功をしたくありませんでした。煉功をすると全身が痛くなり、背中の肉に触ることさえできませんでした。脚も脹れ、痺れて痛くて、立つこともできませんでした。三日に魚を釣り、二日に罠を晒すと言われますが、私は一日魚を釣ると、何日も罠を晒すのでした。

  毎日法を学ぶにつれて、どうすればいいのかが分かるようになりました。立てば痛いが、私は立ちます。煉ります。痛みが止まらなくても、止めません。3時間も立つことがありました。どんなに痺れても、痛くても、動きませんでした。そうしていると何日も経たないうちに痛くなくなりました。

  本を読むと眠くなります。眠くなったら、私は本を置いて、自分の状態に合わせて、正念を発しました。初めの頃、掌を立て、睡魔の邪魔を取り除きました。後になって自分も悪かったと思いました。自分が精進しなかったので、面倒くさいことを招いたのです。眠りを監理する生命も神ですから、自分の次元によって動いているのです。根本的な原因は自分にあります。

  私は心を静めて、彼に「私は法輪大法を修煉しているのです。以前はしっかり修煉していませんでしたが、今は悟りました。あなたは私の邪魔をしないでください、何の働きもしないでください。将来私の師父が必ず良い所を按排してくださるから」と言いました。魔難に遭うたびに、私は、自分に向かって「まだ、世間の人間になりたいのですか? 何をしに来ましたか?」と注意しました。こうしてたくさんの執着心を取り除きました。

  こうして順調にこの関を乗り超えたのです。今は何でも正常に戻りました。何をしても焦らなくなりました。時間もそんなにきついとは感じなくなりました。事をするのも順調になりました。器械も私の話を聞くようになりました。常人にこんな話が通じますか? 刀を磨くことに柴を切る時間を遅らせることはありません。ですから、我々大法弟子はもっとたくさん法を学び、自分を充実させて、早く心性を高めるべきです。穏やかにしっかりした足取りで前へ進んでいって、次元を高くしてこそ、話にも資料にも力があり、もっとたくさんの人を救うことができるのです。

  私の教訓は重かったのです。自分がうまくできなかったので、師父にあれだけの苦労をかけました。弟子はただ堅く実修し、勇猛精進して、師父のご恩にお応えするしかありません。

  七、 史前の大願

 私が言いたいのは、私達は神の世界から離れ、師父について歴史的な重大な使命を約束して人間界に降り、千万年の苦難に満ちた輪廻を辿ってきたのは、師を手伝い、法を正し、衆生を救う昨今を待っていたからなのです。私達は決して自分に背いてはいけません、衆生に背いてはいけません、さらに宇宙を救われる師父に背いてはいけないのです。これは師父が弟子に与えてくださった使命なのです、弟子が人間界に降りて来る時の誓いなのです。

  考えに何か法にあわないところがあったら、ご指摘をお願いします。

 (完)

 2009年2月11日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/1/29/194446.html