中関村中学校の女子生徒と母親が迫害された内幕
(明慧日本)2008年12月4日、北京の法輪功修煉者・ソン大為さん、張紫薇さん(北京市中関村中学3年生の女子生徒)親子、劉育見さんは北京市海淀区公安分局、中関村派出所に連行された。叢大為さんの海淀区新科祥園の家は野蛮に差し押さえられた。
最近、正義心を持っている人が、この連行事件について話してくれた。この事件から、中共政権の法輪功に対する迫害は周到で、邪悪であることがわかった。
2008年7、8月の間、北京市海淀区中関村中学の学生の間で、法輪功創始者・李洪志先生の著作『轉法輪』が回覧されていた。このことは、北京市政協委員、北京市中関村中学校長、兼党委員書記・シン筱萍(女性)によって北京海淀区中関村派出所に通告された。そして法輪功を専門に迫害している組織の海淀区「610弁公室」をあわてさせた。海淀区「610弁公室」、中関村派出所は、シン筱萍に指示し、全校の教師と生徒に対し、秘密捜査をさせた。2008年11月、学校に『神韻』公演のDVDも現れたことがあって、そのときからすでに迫害の標的はこの学校の3年生10組の女生徒・張紫薇さんに決められた。
張紫薇さんは、善良で頭がよく、成績はクラスで1位だった。クラスの友達が張さんに「勉強のコツは?」と聞くと、張さんは、自分は大法修煉者で、「真・善・忍」に従い、大法の修煉によって智慧が啓かれたと答えるという。そういうことでみんなは張さんに『轉法輪』の本を借りた。しかし、それが中共政権の秘密の迫害を引き起こした。張さんの善良さは学校で有名である。学年にはあだ名が「大馬鹿」という女の子がいて、成績が悪く、先生と学生たちも彼女に話しかけようとしなかった。張さんだけは彼女に熱心に勉強を教えた。徐々に先生と学生たちが感動し、法輪功修煉者は善良であることを知った。
2008年12月4日、その迫害が始まった。張さんの担当の教師・龍宏因は廊下から走って教室に入り、教室のうしろに座って法輪功冊子を読んでいる生徒の前をすばやく走り、真相冊子を奪って校長・シン筱萍に渡した。北京市海淀区公安分局、中関村派出所の警官も学校に来て、全校教師と学生の「大調査」を実施した。生徒たちを一人一人教室から呼び出し、尋問した。真相小冊子の由来を聞かれ、恐怖が即座に学校中に充満し、全校に拡散した。その行為は授業中の先生と生徒たちの強烈な反感を引き起こした。
暫くすると、張さんは学校の事務室に呼ばれて、尋問され、小冊子の由来を聞かれた。張さんは何も答えなかったので、警官は「言わないとすぐあなたの家に行くよ」と脅した。そのときから、張さんはすでに自由がなくなり、昼食さえ他の人に持ち込んでもらうようになった。当日の午後、張さんは中関村派出所に連行された。
そして張さんが教室に置いているカバンの中にある自宅の鍵は警官に盗まれた。警官は盗んだ鍵で張さんの家に入って、野蛮に差し押さえ、お手洗いの1センチほどの厚さのガラスドアと鏡さえ壊した。広いダブルベッドも破った。パソコン2台、プリンタ2台、mp3、携帯、法輪功の書籍などの私物を奪った。そのとき、張さんの家を訪問していた劉育見さんも派出所に連行された。ソン大為さん、張紫薇さん親子と劉さん3人の法輪功修煉者はずっと「法輪大法が素晴らしい」と大きな声で叫び続けた。派出所の警官らは、多くの法輪功修煉者を捕えたことがあるが、今回の3人のような人はみたことがないと言った。
当日の夜、ソン大為さん、劉育見さんは北京市海淀区清河留置場に送られ、不法監禁された。劉さんは自分の名前を言わず、迫害に抗議した。張さんは急いで大連から飛行機に乗ってきた祖母によって家に連れもどされた。
張さんの父は中国科学院地球所の2級教授で、国レベルの科学研究課題の責任者の一人である。その当時、アメリカで学術訪問をしていたが、勤め先に早く帰るよう言い渡された。
今回の迫害事件の通報者は、北京市政協委員、北京市中関村中学校長、兼党委員書記・シン筱萍である。シンは中共の嘘に毒害され、昇格するために中共についていき、法輪功修煉者を迫害し、大法を怨んでいる。この学校のもう一人のリーダの話によると、法輪功修煉者だけではなく、法輪功修煉者に同情する職員と生徒に対してもシンは解雇したという。
この迫害に参与しているもう一人は担任教師の龍宏因である。法輪功修煉者はかつて彼女に大法の真相を伝え、彼女は同情を表したことがあった。しかし、中共の迫害命令や名利の誘惑の下で、彼女は良心を守ることを放棄し、迫害の第一線の悪人になった。彼女は「入党申請書」を出したばかりだった。生徒たちは裏で「第一通報人であった龍は本当に最悪だといった。みんな中共を脱党しているのに、あの人は加入しようとしている」と言っていた。
ソン大為さんの妹・ソン大洋さんも法輪功修煉者である。東北三省の一位の成績で清華大学美術学院に入学した。品行も学力も共に優れて、シンガポールの有名な国際ビルの徴は彼女の作品である。修士を卒業後、北京で会社を作った。2002年、北京海淀区警官に連行され、不法に8年の判決を下された。現在、遼寧省女子刑務所に監禁されている。その刑務所から出た人の話によると、ソン大洋さんは信仰を堅持して、「正しい念」と「正しい行」で大法を実証し、刑務所の人に詩を作って、みんなは彼女を称賛しているという。
2009年2月11日
(中国語:http://www.minghui.org/m1h/articles/2009/2/3/194760.html)
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