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山東省:37歳の法輪功修煉者・張文亮さんが迫害により死亡

(明慧日本)山東省安丘市景芝鎮の法輪功修煉者・張文亮さんは安丘、イ坊、青島、北京、昆明なとの各地で何度も不法に拘禁され、獄中で4年近く迫害された。2008年12月6日、張さんは死亡した。まだ享年37歳だった。 

  張文亮さん(男性)は安丘市景芝鎮東營村に居住。2008年、王村労働教養所で残酷な迫害を受け、体が非常に衰弱した。その後、王村病院で治療を受け、退院後、胸水が貯まり、足に痛みを感じ、体は瘠せ細り体力が弱くなった。その後、また、景芝鎮の派出所は景芝病院に転送した。2008年10月に家に帰ったとき、骨と皮ばかりにひどく痩せ細り、自分のことができず、危篤状態に陥っていた。それでも、景芝鎮の警官らはよく張さんの家に嫌がらせをしていた。

  2007年5月10日、張さんは妹の家に衛星アンテナを設置したため、警官に強制連行され、青島第二留置場に不法に拘禁された。そして、シ博王村労働教養所で1年半の不法な労働教養処分を科された。同年5月、青島公安局と丘公安局は張さんの実家の両親と妹の家の衛星レシーバ3、テレビ1台、道具、法輪功書籍などを奪い取り、その合計金額は約4千人民元以上であった。

  張さんは小さいころから、聡明で善良、勤勉で素朴、しかも人を助けることが好きであった。法輪大法を修煉した後、心身ともに恩恵を受けた。同修たちからもいろいろと配慮された。1999年7.20、法輪功が弾圧されてから、張さんは真相を伝え、刑務所の同修を救援するために駆け回っていた。北京へ何度も陳情に行った。真相を伝えたため、2000年の年末に強制連行された。保釈されてから、妻の趙慧さんとの放浪生活が始まった。

  放浪中、張さんは前後5回留置場に連行されたことがある。安丘、イ坊、青島、北京、昆明などの各地の留置場で迫害され、精神的にも深刻な打撃を受けた。留置場を出て上訴の意志は強く持ち続けているが、なかなか扉が開かない。還暦を過ぎている両親は、唯一人の息子が何度も警察に連行され、迫害されていることをとてもつらく思っている。母親は昼夜むせび泣いて、目にも異常が起きた。

  張文亮さんは中国共産党に迫害され、精神的、肉体的に極めて大きな傷害を受け、家族と離れ離れになり、家族には亡くなった人までおり、このような悲劇は今もなお中国で続いている。

  2009年2月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/7/195004.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/2/11/104729.html