瀋陽:裁判所が強制的に開廷、10人の弁護士が退場を強いられた
(明慧日本)2月6日午前9時30分、瀋陽市皇姑区の非合法の裁判所は罠にかけて罪に陥れられた法輪功修煉者・呉業鳳さん、鄭毅さん、藺懷宇さん、趙国良さん、蔡宗斌さん、劉桂鳳さんの6人について非合法に開廷した。家族は北京の3人および当地の7人の弁護士を招聘したが、非合法の裁判所は法廷が弁護士に対して捜査を許さない法律を出し、10人の正義の弁護士は非合法の裁判所の違法行為に協力せず2時間持ちこたえたが、裁判所が強制的に開廷し、10人の弁護士が退廷した後に不法に裁判をして、弁護士がいない状況下で2時間開廷し、最後せかせかと終わらせた。
皇姑区の非合法の裁判所の付近には多数のパトカー、警察官、私服工作員、腕に赤い腕章をつけた共産党員など、あるパトカーにも警官がいっぱいいた。警官たちはビデオカメラを持って付近の親戚を撮った。皇姑区の裁判所の付近に住む人、商店、通行人は今日裁判するのは誰ですか? 重い罪を犯した人でもこんなに多くのパトカー、警官が来たことはないと議論百出した。
2月6日午後、司法局の党委が命令を下し、電話で7人の当地の正義の弁護士に通知した。
一、 この様子を拡散してはならない、
二、 メディアの取材に応じてはならない、
三、 全員司法局に来て予防策を講じる、
不法開廷前夜の2009年2月4日、今回の案にかかわった全ての弁護士が瀋陽市司法局・徐柯と皇姑区司法局・碧科長の電話を受け、無罪弁護をしてはならないと威嚇され、「定性」を変えてはならないとした。すでに2人の弁護士が圧力に耐えきれず、今回の案件から退き、家族に全額を返済した。
司法局がこのような「要求」を文書にして出したことは、この威嚇自身が不法行為である。共産党の瀋陽市の非合法の裁判所は北京に電話して北京の弁護士の身分を点検確認して、身分証明書と家族の住所を聞き出そうとしたが、北京の弁護士らは協力しなかった。
不法な開廷前夜、共産党員はこの件の法輪功修煉者の家族に電話して、今回の開廷には1人の家族だけが入ることを許し、他の家族は入ることができないと言った。家族は「これは公開裁判ではないでしょうか! 法律は国家機密、個人のプライバシー、18歳未満の人に干渉しないと決められており、身分証明書を持って傍聴できるのであって、入ることができないのは公開裁判に違法になるのではないでしょうか!」と聞き返した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2009年2月16日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/8/195087.html)
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