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程文顯さんが王村労働教養所に拉致された

(明慧日本)程文顯(56歳男性)さんは山東省膠南市泊里鎮の前松元村に在住。「法輪大法」の修煉と宇宙の真理「真善忍」の信仰を堅守し、何度も中国共産党の警察に連行され迫害された。現在、程文顯さんは膠南市「610弁公室」の邪悪な人によって、山東シ博市王村労働教養所に連行され、懲役一年の不法労働教養を言い渡された。

 1999年7月20日以後、程文顯さんは北京へ陳情に行き、法輪功が受けた不公平に対して中央幹部に普通の民衆の心の底からの真の声を聞かせようとしたが、地元の警察に連行され地元に護送され、不法に3年間労働教養された。

 労働教養が終わった後、程文顯さんはまた実名で地元の政法委員に一通の説得書を送った。手紙の中で彼らにこれから悪行を働かないように、また引き続き法輪大法弟子に迫害をしないように説得した。その結果、政法委員の邪悪な人に青島思想改造施設(洗脳班)に連行され、いわゆる「転化」を強要された。

 洗脳班では、程文顯さんは法輪大法に対して真相を知らないすべての人に対して厳粛にこう語った。「私の命は『真善忍』のためにこの世に参りました、いかなる転化もすべて無駄だ。『真善忍』を信じている人はどこへ転化するの?」と言い、正念を堅守して、程文顯さんは洗脳班から脱出できた。

 そのあとの数年間、程文顯さんはずっと膠南市泊里鎮派出所の警察の尋問、監視、家宅捜査など生活を乱され、結局自宅では安心して暮らせず、家を離れて路頭に迷い転々としていた。

 2008年3月、程文顯さんは泊里鎮派出所の警察に自宅から拉致され、尋問室で悪辣な警官は程さんを鉄の椅子に固定し手錠をかけた。程文顯さんはこう言った。「私は善良な人です、あなたたちが用意した刑具の鉄の椅子には座らない」。4、5人の悪警官が恨みと恥ずかしさで怒りだし、拳で何度も殴った後手錠をかけ、強制的に鉄の椅子に縛った。

 4日後、程文顯さんは釈放され自宅に戻った。泊里鎮派出所の悪警官はあきらめず、何度も彼の自宅に侵入し、彼を尾行し、日常生活を乱した。程さんは仕方がなく家を離れざるを得なくなり、離散し落ち着くところがなくなった。

 程文顯さんは自転車に乗って遠いところに向かって旅立った。道端で真相を伝えて東北の吉林に住む親戚の家に向かった。また親戚の家を出ると自転車をこいで山東省を横断して、江蘇徐州市に着いた。徐州では、真相を伝えたために悪警官に連行されて、そして膠南市の悪警官に渡され、またも地元まで護送され、留置所に拘禁された。

 程文顯さんの兄は留置所に彼との面会に行ったが、悪警官に拒否された。彼の兄は悪警官に聞いた、「信仰の自由は法律で保障されています。彼が法輪功を修煉し善良な人になろうとしているのは、何が間違っているの?現在の人で誰がお金を拾って届けているのかい。彼はかつて3百元を拾って、一日中待ってそのお金の持ち主に渡したことがある」。悪警官はこれを聞いて反論できずに口をつぐんだ。

 程文顯さんの兄は弟と面会できず、ただ彼が持っていたものを持って帰った。毛糸で編んだバック、中に数枚の新聞紙と一台の古く壊れた自転車があった。程文顯さんの兄はこれを見て弟を思い出し、悲しみと怒りが同時に心を襲った。

 2009年2月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/2/14/195447.html