たゆまず法を暗記し続ければ速く向上する
(明慧日本) 修煉の中で自分の昇華がいつも遅いと感じていました。ある同修が修煉体験を話していた時、このような言葉を耳にしました。「たゆまず法を暗記し続ければ、とても速く向上します」。それで私もすこし試みてみようと思いました。
私は年をとっていて、記憶力が良くありません。ある同修は「そんなに厚い1冊の『転法輪』を見ると、見るだけで難しさを恐れ、法を暗記する考えをやめてしまいます」と言いました。師父は「われわれはあなたが学習班に参加した或いは参加しなかったといったことを問わずに、今からわれわれはすべての指導員にこの法をよく理解しなければならないということを要求します。われわれの能力のある、年が若くて精力が旺盛である者は、年を取っている、記憶力の良くない者を除いて、皆この本を暗記してみなさい。私が提出したことはあまりにも高く、要求したことはあまりにも高いかも知れません。しかし多くの地区で、多くの学員はみな非常によく暗唱できています。人は法を学ぶ時全然本が要らず、みな暗唱できる。それでは比べて見れば・・・」(『法輪大法義解』)と、このように話されました。
師父のこの説法を見て、私は師父のこの法の内包を悟ることができたように感じました。師父はいつも弟子に対して具体的にどのようにするかを強要しませんが、弟子達が自分で法理の中から理解し、悟るのを望んでいます。それで、私はできるだけ時間をさいて法を暗記しました。眠る前ベッドに横たわる時、家事をする時、外に行って真相を伝える時、もし暇があればそれを利用して法を暗記しました。お客様と一緒にいる時も心の中で暗記し、ある時は暗記したい部分を書き写して持って行き、途中で暗記しました。最初、私はなかなか覚えられませんでしたが、諦めませんでした。時に一言の法をすらすらと暗唱するには一日、二日ぐらいかかります。費やす時間がいくら長くても、一言が暗記できれば続けて次の言葉を暗記し、さらに次の言葉を暗記し、さらに三つの言葉を繋げて暗記します。長い文を短い文に分けて暗記し、さらにその文を繋げ、一つに組み合わせて覚えます。このようにして1年の時間を経て、私はやっと第一講をほとんど全部暗記できるようになりました。
3年間たゆまず法の暗記を続けました。すると自分の修煉状態は本質的に変わりました。法の博大さ、奥深さ、威厳、素晴らしさなどの内包に対して、さらに多くの感銘を受けました。数年来、師父は私達にたくさんの法理を説かれました。私は、録音、ビデオと各地での講法(各地での講法は書籍)の法理は少しぼんやりと覚えていましたが、完全ではありませんでした。法の暗記を通じて、私はまたすでに忘れてしまった師父の各地での講法を思い出すことができました。師父の説法は非常に系統的で、とても完璧であると感じています。自分は法の中の1つの粒子であって、すでに法の中に同化しているかのようで、とても幸せです。この時やっと、師父が説かれた「もし本当に大法を得ることができれば、この人はあまりにも幸運だと言えます」(『転法輪』)を本当に体感しました。
以前は三つのことをする時、いつも人の観念がありました。たとえば同僚、学友、親友の中に役人になった人がいます。私は彼らが邪党のために尽力している事を思うと、真相を伝えることや三退(脱党)を勧めることを言いにくく、彼らにこういう話をしたくありませんでした。ある広州の学友は故郷へ帰ってきてから、ホテルでの集まりに招いてくれました。しかし私は、彼が招いたのはほとんど財産も権勢もある人だと思い、行ったら恐らく嘲笑を受け、面目を失うかもしれない、脱党も勧めにくいだろうと考え、行きませんでした。このように一度、真相を伝え、衆生を救い済度するとても良い機会を失ったことがありました。
法に対する正しい認識を持ち、人間の観念を変え、たくさんの執着心を取り除きました。そして、法の中から私は正しい状態に戻りました。今は以前と全く違います。以前、いつも私は家事に束縛され、外に出て真相を伝える事をあまりしていませんでした。今私は分かりました。真相を伝え、衆生を救い済度すること、師父が法を正されているのを手伝う事は何よりも大切です。私は最大の力を尽くして真相を伝え、世の人々を済度します。
私は、師父が法を正されることを手伝う修煉の道が迅速に昇華しているのかどうか、自分の良心に尋ねてみました。実はすべて師父は諄々と教えてくださっています。「法を多く学んで、法を多く学んで、法を多く学びます」。師父、ご安心ください。弟子は必ず正法修煉の道をしっかり正しく歩み、先史に師父と結んだ大願を果たし、圓満成就し、師に随(したが)って還ります。
個人の悟りのため、不足があるようでしたら、同修からの慈悲なる指摘をお願いします。
2009年3月2日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/25/196074.html)
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