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中共政権の神韻への妨害工作は失敗、神韻は大歓迎をされた(写真)


文/高 峰

(明慧日本)2006年から米国神韻芸術団が世界巡回公演を始めて以来、神韻は純粋なる美しい舞台芸術で、中華神伝文化の深さを再現し、世界各国の高い評判を得てきた。にもかかわらず、中共政権の邪魔は絶えることがなかった。今年になって、中国大使館とスパイの邪魔は激しくなった。
2008年の世界巡回公演で、神韻芸術団は世界66都市を訪問し、60万人のために215回の公演をした。今年の観客は80万人を越える見込みである


  神韻公演を妨害する中共政権

  神韻巡回公演が始まる前、中国政府は「公演のスポンサーを脅かす」、「チケット予約電話を渋滞させる」、「留学生を操縦して邪魔する」などの色んな方法を使ってチケットの販売を妨害した。その後、また無頼漢のような恐喝手段を使って各国に圧力をかけた。例えば、在フランクフルト中国領事館は2009年1月6日、ドイツのヘッセン州総理事務室と地元の外国領事館宛に、国家外交的次元で手紙を送り、神韻芸術団を中傷した。また、中共の圧力で去年3月デンマークの皇室劇場で開催予定の神韻公演がキャンセルされ、在スウェーデン中国大使館もストックホルムの関連部門に圧力をかけて、神韻公演を中止させようとした。

  ヨーロッパだけではなく、韓国・ニュージーランド・オーストラリア・カナダ・アメリカなどの国での公演も中共の妨害を受けた。北アメリカの部分的な都市と地域で、中共は海外諜報機関を利用して、ニューヨークとワシントンなどの中国人社会および中国留学生組織の中で噂を流し、海外中国人が神韻公演を見ないように恐喝した。また、神韻公演を見るのがカメラに取られると中国に帰れなくなると中国留学生たちを脅した。

  邪悪が暴露される

 自由を愛する世界各国の人々は盛大な拍手で神韻公演へ感謝を表し、中共政権の妨害を叱責した。中共政権の神韻に対する干渉は失敗し、世人は神韻のすばらしさがわかり、人類の正統文化と道徳に逆らう中共の邪悪な本質を見ぬくようになった。

 デンマークで視聴率1位を記録する国家テレビ局(DR)の1チャンネルは夜の黄金時間帯に1カ月をかけて、80人あまりをインタビューした後に製作した「劇場で中共政権の圧力に出会う」という番組を放送して、中共の邪悪を暴露した。

 スウェーデンの与野党は昔からの相互批判の伝統を破って、25人の議員が共同で神韻公演に祝賀状を送った。彼らは中国大使館がスウェーデンの言論自由に干渉する行為を批判した。また、7人の議員は必ず神韻公演を見ると特別に連名で声明を発表した。

 昨年と同じく、中国大使館の干渉で韓国ソウルでの公演も一度邪魔を受けた。中国大使館は神韻と契約を締結した「宇宙芸術センター」に圧力をかけ、解約しないと中国ビザを発行しないと脅した。また、スポンサーのほうに向かって中国での巨額なビジネスが影響を受ける可能性があると恐喝した。今年の2月3日、法廷は主催側の勝訴を発表し、中共政権は失敗した。これによって、神韻は3回目のソウル公演を迎え、5日間6回の公演を順調に終えた。
2009年2月8日、神韻国際芸術団はソウルで最後の公演をした。劇場は満席だった
2009年2月22日、神韻ニューヨーク芸術団はドイツのフランクフルトで初めての公演をした。劇場は満席だった


 「中国大使館は毎年神韻のために宣伝をしてくれます」

 神韻ドイツ主催側のスタッフは「中国大使館は毎年神韻のために宣伝をしてくれます」と話していた。匿名の1人のドイツ議員はその話を聞いて、すぐ神韻公演を観覧した。英国議員のグラッド・バトン氏はEU議員全員に神韻の鑑賞を勧めた。2月10日、EU議会主席のHans-Gert Poettering氏と副主席のエドワード・マクミラン・スコット氏は一緒に神韻公演の主催側に祝賀状を送り、ドイツでの成功を祝った。

 フランクフルトの一部の議員たちは、中共政権の干渉を知った後、電話をかけて神韻を観覧する意を表明した。また、町でチラシを見てチケットを予約した人もいた。

 フランクフルトに本部がある国際人権組織は中共政権の恐喝をサイトで暴露し、中国大使館が「ドイツ文化の自由に干渉している」と叱責した。ドイツ人は中共政権のこんな醜態を見て、神韻を見ることを決めたと話した。

 中共政権の神韻への迫害は、最後になってかえって神韻のための宣伝になってしまった。
在フランクフルト中国領事館は、2009年1月6日、ヘッセン州政府と地元の外国領事館に国家外交的な次元での手紙を送って、神韻芸術団を中傷した


 中国伝統文化と価値観は中共政権を脅かしている

 神韻公演は中華民族の五千年文化の精粋を凝縮して、観客の強烈な歓迎を受け老若男女を問わず、みんな深い印象を受けた。

 中共はなぜ中国伝統文化の公演を妨害しているのか? 中共はずっと自由・人権・中国伝統文化を抑圧してきた。特に文化大革命の時、中国の伝統的な価値観を潰し尽し、中国人民に共産党文化を注いだ。神韻公演は世界中でセンセーションを起こし、中華文化と伝統的な価値観に帰するブームを作り、「無神論」を提唱する中共政権はこのような動きに危機感を感じた。

 中国の神伝文化を志向する神韻公演は確実に「マルクス主義」の中共政権を脅かしている。公演で暴露された「中共の法輪功迫害の真相」を通じて、観客は中共の真実をより正しく知るようになった。

 中共の干渉は、神韻の宣伝になる

 中国大使館の3年来の醜態を見ればすぐ分かるように、中共の無頼行為を公開するのは中共を阻止する最高の方法である。2007年、神韻のカナダ公演中、たくさんのカナダ政府要人が中国大使館の威嚇を受けたが、公演は依然として脚光を浴びた。カナダ総理は自ら公演のために祝辞を送り、カナダの環境部長である国会議員のJohn Baird氏は総理とカナダ政府を代表して現場まで来て祝ってくれた。

 2007年末、米ニューヨーク州議員のMichael Benjamin氏、フロリダ州フォートローダーデル市市長のJim Naugle氏とカリフォルニア州オレンジカウンティの主席のChris Norby氏を含めみんな中国大使館の手紙をもらった。彼らは中共の恐喝を公開した。カリフォルニア州オレンジカウンティの主席のChris Norby氏は「ロスアンゼルスタイムズ報」の紙面を利用して中国領事館の行為を非難した。「あなたたちの要求は私に対する侮辱です。私は返事をする必要はありません」

 Chris Norby氏と同じように、Michael Benjamin氏とJim Naugle氏も中国大使館の要求を断った。Michael Benjamin議員はもうすぐ中国大使館の手紙を公開する予定である。Michael Benjamin議員は中共こそ本物の邪教であると話した。Chris Norby氏はいつものとおり神韻に祝賀状を送り、できるだけ公演を見に行くと表明した。

 2007年豪州の首都キャンベラの神韻公演を前に、中国大使館は議員ごとに手紙を送って、神韻を中傷した。しかしかえって逆効果が起きて、多くの議員が公演を観覧した。同年の4月5日、ニュージーランドの国会議員・Keith Locke氏は祝賀状を送って、神韻芸術団のオークランド公演を祝い、中共政権の鑑賞への妨害を叱責した。神韻公演を観覧した数十人の社会要人たちも中国大使館の電話をもらったが、予定どおり神韻公演の現場に着いた。

 世界を風靡する神韻

 2008年の世界巡回公演で、神韻芸術団は世界各国の66都市を訪問し、215回の公演を行い、60万人の観客に喜びと感動を与えた。今年の観客は80万人を越える見込みである。神韻のすばらしい公演は、観客の間で中華文化を新しく認識するブームが起こり、純粋な芸術の美を表現した。

 五千年にわたる中華文明は神が人類に伝えてくれた正統文化であり、神韻は正統な中国古典舞踊などの芸術を再現した。神韻は神に対する信仰と天人合一の奥深い内包を現すと同時に、人性の輝きと生命の価値を発揚した。神韻の巡回公演を通じて、人たちの心に埋められていた純真、善良と平和に憧れる気持ちはよみがえった。

 最近、中国大使館とスパイが色んな方面から神韻に干渉しているが、全部失敗したばかりか、かえって神韻のすばらしさを際立たせた。

 2009年3月3日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/2/25/196077.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/3/1/105229.html