日本明慧
■印刷版   

中共の妨害はかえって神韻との機縁を促す(写真)

(明慧日本)イタリア人のリンダさんは流暢な中国語が話せる。イタリアからドイツに行った時、彼女は自分が何に出会うか全然わからなかった。彼女の目的地はフランクフルト近くの町だった。その町には中国語カリキュラムが設置されている中学があり、イタリアで同じカリキュラムを開設するため、その学校に向かうところだった。

 しかし、そこでリンダさんは偶然にも、法輪功修煉者たちが開催した「中共による神韻公演の干渉を暴露するキャンペーン」に出会った。そして、彼女も神韻のフランクフルト公演を見ることになり、意外な喜びを得た。

神韻公演をみて、喜ぶリンダさん

 フランクフルトは、神韻ニューヨーク芸術団のヨーロッパ巡回公演の初めての場所である。在フランクフルト中国領事館は2009年1月6日、ドイツのヘッセン州総理事務室と地元の外国領事館宛に、国家外交レベルで手紙を送り、神韻芸術団を中傷したが、その手紙はすでにドイツのメディアに公開された。

 中共政権は手紙の中で、ドイツの政府要人と在フランクフルトの各国使節らができるだけ神韻公演を見ないように要求した。フランクフルトに本部がある国際人権組織は、すでにこの手紙をサイトで公開し、中国領事館が「ドイツの文化の自由を干渉しようとしている」と糾弾した。

 フランクフルトに住む法輪功修煉者の熊さんがインタビューで話したことによると、彼らは中共の神韻への干渉を知った後、中国領事館の前で抗議を始めたという。あの数日、ドイツは数年ぶりの悪天候に見舞われ、気温が急激に下がり、大雪が降った後、暴風になった。しかし、法輪功修煉者たちは強風と大雪の中で、ずっと中国領事館前で抗議を続けた。

 彼らは道端で人に真相を伝えると同時に、中国領事館に呼ばれた警察官にも中共が法輪功を迫害した真相と神韻の公演を妨害する真相を伝えた。警察官は感動して、法輪功修煉者たちに「あなたたちがやることはすべて合法的な行為です。我々は仕事上であなたたちに中国領事館の意思を伝えるしかできません。あなたたちは続けてやってもかまいません」と話した。

人々は神韻公演を望んでいる

フランクフルトの繁華街で中共の神韻公演への妨害の真相を伝える

行き交う華人たちも注目する

 神韻がフランクフルトに到着する1週間前、法輪功修煉者たちは毎日、繁華街で神韻の紹介と中共の妨害を暴露するキャンペーンを行い、たくさんのドイツ人が、ドイツの領土でドイツ人の文化の自由に干渉しようとした中共政権の行為を知るようになり、真相を知ったドイツ人は不審に思った。

 ドイツは共産主義を放棄した。現在、彼らは共産独裁政権が再びドイツに手を伸ばすことを黙視できない。彼らは憤慨し、中共は政治的な圧力と経済的な誘惑だけでなく、ドイツの文化領域にまで自分たちの独裁統治を伸ばそうとしていると話した。彼らは必ず神韻公演を見に行くと話し、神韻に対する支持と中共独裁政権に対する抗議を表明した。

 イタリア人のリンダさんも、フランクフルトの繁華街で神韻の情報を得た。公演が終わったあと、彼女は非常に興奮して記者に神韻に対する喜びを語った。「まるで映画を見るようでした。神韻の色が大好きです。音楽、物語も大好きです。舞踊はわれわれ西洋の舞踊と違っていました。例えば、われわれの舞踊は男女が一緒に踊るのですが、神韻は同じ舞台にいても、男女が分かれて踊ります。女性は柔らかく、男性は剛毅にあふれ、とてもよかったです」

 リンダさんは、中国の大連で9カ月間中国語を学んだことがある。法輪功(ファールンゴン)という名前は聞いたことはあるが、法輪功への迫害事件は分からなかった。真相を知った後、どうすればよいか分からず、イタリアの友人にメールを送ったら、真相を知っている友人が彼女に詳しく説明してくれたという。

 「中国に行ったことはありますが、法輪功の迫害事件は分かりませんでした。真相を知って心の中が辛かったのですが、神韻を見て喜びを感じました」。リンダさんは流暢な中国語でインタビューを受けた。

 2009年3月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/2/196411.html