日本明慧
■印刷版   

河北省石家庄市の国保分隊は宋愛昌さんを陥れた

(明慧日本)河北省石家庄の法輪功修煉者・宋愛昌さんに対し、一審で3回の開廷審査が行われたが、証拠が無いため、審査が打ち切られたにも関わらず、石家庄市公安局国保分隊は諦めず「物品鑑定証」を偽造し、宋さんの自宅で押収した物品の中に、家にあるコピー機で印刷された書類があると嘘をついた。

  橋西区裁判所の裁判官・蘇常印は偽造鑑定証を違法と知りながらこの証拠を採用した。一審で収容期間をはるかに超え、宋さんは9カ月間も拘束され、2008年9月22日に3年の刑を下された。

  ご承知の通り、石家庄市公安局国内安全保衛分隊は行政執行の一部門にすぎず、証拠を鑑定する資格や権利はなく、提出した鑑定証は法的な効力が無いため、違法である。

  最も肝心なのは、現在の中国には印刷物に対し、どのコピー機で印刷したかを鑑定する技術はないと言われている。この事実は石家庄市の別の案件である王三英さんの裁判で証明されていた。

  王三英さんの裁判において、同じく石家庄市公安局国保が提出した鑑定証に対し、裁判所は以下のように述べた。「王三英の自宅で押収した宣伝冊子は、その内容はパソコンのハードデスクのUデイスクに保存した内容と大部分が一致している。石家庄市公安局ネット監視局に確認したところ、現在の技術では宣伝冊子が王三英の自宅にあるコピー機で印刷したものと鑑定できない」

  これで、石家庄市国保分隊が宋さんを陥れた黒幕であることを証明した。そして、国保分隊が法律を無視し、罪を捏造し、不法に宋さんを1年8カ月間も収容し、家族に多大な苦痛と絶望を与えた。父親はエリートの息子が冤罪による獄中生活を強いられたことにショックを受け、病状を更に悪化させ、息子のことを心配したままこの世を去った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年3月6日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/14/195378.html