吉林省:迫害により身体障害者となった李世剛さんに更に労働教養処分
(明慧日本)吉林省吉林市在住の法輪功修煉者・李世剛さんは2002年に残酷な迫害を受け、ビルの7階から転落し、身体障害者となった。2008年4月23日、李さんは自宅から悪辣な警察官に連行され、5月26日、2年の労働教養処分を科された。
李さんは吉林市一小区に住んでいた当時の2002年8月、悪人に通報され、豊満派出所の警官が何の法的手続きもなく自宅に侵入し、扉を破り催涙弾を部屋に投げ入れた。煙を避けよとした李さんが窓のところに立った時、不意に7階から下に転落し、腰と両足に重傷を負った。近くの小さな病院に運ばれたが、簡単な手術しかしてもらえず、重度の障害が残った。このような人でも共産邪党は見逃さず、引き続き尾行し迫害した。
2008年4月23日4時過ぎ、李さんが倉庫に物を取りに行った時、待ち伏せしていた悪辣な警官の暴行を受け、手錠をかけられ、頭に袋を被せられて連行された。翌日の尋問には暴行されながらも屈しなかった。自宅は隅々まで引っ繰り返され、大法書籍、ビデオテープ、携帯電話数個、テレホンカード数枚が押収され、翌日また自宅にある物品が奪い去られた(物品名不詳)。李さんは23日夜11時ごろ、吉林市の留置場に送られ、不法に留置された。
1カ月後の5月26日、吉林市公安局の法制科は李さんを九台市飲馬河労働教養所に送り、2年の労働教養処分とした。教養所での身体検査で、腰椎や両足の骨折部位が金具で固定されているのが発見されると同時に心臓病も患っていた。その後病院で精密検査をした結果、収容できる状態ではないとの医師の診断を無視し、強制的に不法に収容した。これは「労働能力を失ったものは収容しない」という法律に違反している。
現在の李さんの状態は自立歩行が難しく、階段の上り下りは手すりを両手で掴まなければならないが、それにも関わらず、毎日、仕事をさせている。更に重要なのは骨折部に埋められている金具を取り出す必要があり、8カ月以上も不法に拘禁し、治療を遅らせていることである。
海外の法輪功修煉者及び正義ある人は、李世剛さんが一日も早く自由の身になるよう、救援の手を差し伸べてくださるようお願いします。
2009年3月9日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/1/5/192970.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/1/18/103996.html)
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