日本明慧
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ワシントンDCキャピタルヒル、5千万人の中共脱退を声援(写真)

(日本明慧)2009年3月1日午後、アメリカ首都ワシントンDCおよび周辺地域の住民がキャピタルヒルで集まり、酷寒に負けずスローガンの書いた横断幕を掲げ、すれ違う観光客に5千万人の中国人が中共から脱党したメッセージを伝えた。たくさんの脱党センターのボランティア、中国問題に詳しい専門家や弁護士、地域指導者、少数民族団体代表らが集会で発言し、5千万人の脱党を声援した。集会は世界脱党サービスセンターと大紀元時報社が主催し、アジア人権連盟など18の団体の後援を受けている。
2009年3月1日午後、米首都ワシントンDC及び周辺の地域住民がキャピタルヒルで集会を開催し、5千万人脱党のメッセージを伝える
2009年3月1日午後、アメリカ首都ワシントンDC及び周辺地域住民がキャピタルヒルで集会を開催し、5千万人離党のメッセージを伝える
中国共産党の法輪功修煉者に対する臓器狩りを実演し、観客は驚愕
中国共産党の法輪功修煉者に対する臓器狩りを実演し、観客は驚愕


 脱党センターフタッフが『九評』を配り、同胞たちに真相を伝える

 世界脱党サービスセンター、メリーランド州担当の陶麗莎氏は、「四年間、ワシントンのホワイトハウスから、キャピタルヒル、国立航空宇宙博物館、中国大使館まで数多くの名所でワシントン地区の脱党センタースタッフたちが、人々に真相を伝え、『九評共産党』を配り、脱党を勧めるのに走り回ってきました。われわれの心の中で、出会った一人一人を身内のように思い、一つ一つの出会いには縁があると信じています。同胞たちに真相を知ってもらい、偽善を見破ってもらい、中国共産党から脱党して、自分によい未来を選んでほしいと心から願っています」と集会で発言した。

世界脱党サービスセンター、メリーランド州担当陶麗莎氏

 世界脱党サービスセンター、バージニア州担当の張海聯氏は、「今の時点ですでに5千万人が中国共産党(団、隊)からの脱退を正式に声明しました。中国共産党が作り上げた中国国民の心を囚える監獄に大きな穴が開きました。それに伴って、もっとたくさんの人がこの勢いで脱党するでしょう。中国共産党から決裂し、新たに人生を始めることが当分誰にとっても一番の急務でしょう」と発言した。

 国を愛することは共産党を愛することではない

 蘇剣岳氏は「自由中華五色運動」の発起人で、彼は五年前に中国からアメリカへ留学し、アメリカで『九評共産党』を読んだ。蘇剣岳氏は「『九評共産党』はとても意味深く、以前にも中国共産党の悪い所はある程度知っていました。私の父、祖父、曾祖父はみんな中国共産党の迫害を受けましたが、『九評共産党』を読んではじめて、共産党の邪悪な本質を見極めました」と発言し、その後、ネットで中国共産党から脱退すると宣言した。

 蘇剣岳氏によると、「たくさんの中国人は国内でずっと共産党に洗脳され、一つの言論しか聞けず、それ以外のことを知ることさえできませんでした。もし、他の基準から今まで注ぎ込まれた価値観を見直してみれば、たくさんのことが間違っていることに気づくのでしょう。基本的論理に沿って考えれば、中国共産党の邪悪を見抜くことができるはずです。中国共産党は我々の国家ではないのですから」

 また、蘇剣岳氏は「現在、国民もどんどん共産党の本来の姿を見抜いています。中国共産党と中国を分けて考える必要があり、中国を愛することは、中国共産党を愛することではないと認識できました」

 脱党した勇士たちが中国の歴史を創る
ワシントンD・C、メリーランド州アメリカ籍ベトナム人地区副会長のGIAO NGUYENさん


 ワシントンD・C、メリーランド州アメリカ籍ベトナム人地区副会長のGIAO NGUYENさんは、「中国国民は非常に素晴らしい文化の持ち主で、世界最古の文明の一つでもあります。各国の尊重を受けながら、愛に満ちた中華民族ですが、1949年に中国共産党が権力を握って以来、国民は苦しみを味わい、貧富の差も激しくなり、いろいろな意味で本来の中国の文化ではなくなりました。私は中国の古典文明が中国共産党に裏切られ、残念な限りです」

 「5千万人の脱党は胸がつまるほどの快挙です。中国共産党の厳しい監視下で、ここまでできるのはありがたいです。中国人は非常に勇敢です。中国共産党のウソは白日のもとに曝されます。彼らは勇気をもって脱党し、中国の新しい歴史を創るでしょう!」

 観光客が脱党ブームを支持

 世界各地からキャピタルヒルを訪れる観光客は後を絶たない。彼らはカメラでこの歴史的な場面を記録した。

 マリーランド州の住民吴さん夫婦は、集会現場に長時間残った。「『九評共産党』、脱党運動のようなイベントはもっと行うべきです。中国共産党は官のかばいあいで、汚職、わいろなどが横行している中、このままでは中国国民は希望が見えないのです」

 通りかかった中国観光客は、「中国ではメディアの情報制限が厳しいですが、でもたまにメールボックスに『九評』や脱党のメッセージが届きます。いつも見ています」と話した。

 アルゼンチン・ブエノスアイレス大学教授のジョージ・タリンカ氏は「このようなイベントは非常に意味が大きいです。中国のような独裁国家で国民に自由を与えることが非常に大事なことです。国民に本音を言わせ、人権を享受させましょう。私は中国国民の脱党を支持します!」

 マリアはずっと中国南部のある大学で勉強している。彼女は「中国の教授から法輪功が迫害を受けていることを聞きました。他の先生の親友たちも法輪功を信じるだけで、仕事を失い、しかたなく離婚させられ、それに命を奪われる危険にさらされます。こんなにたくさんの人がアメリカのキャピタルヒルで集会をし、本当にパワーを感じています。アメリカ国民にも本当の中国の姿を知らせましょう。私は全力で支持します」と応援の言葉を贈った。

 2009年3月9日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/3/5/196606.html