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李軍峡さんが迫害されて死亡した真相

(明慧日本)2008年11月26日、李軍峡さん(1964年生まれ、女性)は大学卒で、湖北省武漢市東湖高新技術開発区ル磨路武漢メーター工場(中国地質大学のそば)に住み、生前は湖北省武漢市工商銀行堤角支店で会計の仕事をしていた。

李軍峡さん

 李軍峡さんは、法輪功を修煉する前は病気を患っていたが、1994年に人の紹介で法輪功の修煉を始め、瞬く間に健康を取り戻し、心身ともに大きな変化を成し遂げた。

  1999年7.20、中共は法輪功に対する迫害を始めた。李軍峡さんは自分の信念を堅持したため、不法に武漢市公安局一科の武漢市公安局療養所(武漢市第二留置場のそば)に収容された。

  2000年11月に修煉者同士で法を学び、交流していたところ、不法に拘留された。修煉を放棄しないため、武漢市何湾労教所第八大隊に送られ、1年の労働教養を科され、その後、刑期終了前に釈放された。

  2001年9月11日、李軍峡さんは釈放された法輪功修煉者を見舞いに行ったとき、亜貿広場あたりで不法に逮捕され、武漢市第七女子留置場で1年以上独房に入れられ、1年半の迫害を受けた。

 2003年7月15日、李軍峡さんは真相を伝えるため、故郷の河南へ親族訪問に戻ったとき、河南ミャン池県の610弁公室と河南ミャン池県公安局の人たちに連行され、武漢市の第一留置場に送り戻され、1カ月後、武漢市江岸区シン家磯洗脳班に送られ迫害を受けた。その後、李軍峡さんは迫害から逃れるように、仕方なく家を売り払い路頭に迷う生活を選んだ。

 2006 年12月末、彼女は厦門(アモイ)から北京行きの電車のチケット購入した際、百元紙幣に真相を伝える文言を書いたものを使用したため、武漢市江岸区の610弁公室に拘束され、厦門から武漢へ移送され、再び武漢市江岸区シン家磯洗脳班に入れられて迫害された。洗脳班の責任者の李英傑とゴン良漢らが迫害に加わり、寝かせない、長時間立たせる、暴力による拷問、法輪功を誹謗中傷する、法輪功や師父を罵る、法輪功を批判する標語を繰り返し読ませる、法輪功修煉者の名前を自白させる、洗脳のため絶えず思想報告書を書かせるなどの手段を用いて迫害した。もし、思想改造が不完全だと思ったときは、たとえ本当に修煉を放棄したとしても、彼らが偽「転向」だと言い出し、それが法輪功修煉者に対し、継続的に迫害する口実となった。

 武漢市江岸区シン家磯洗脳班において、彼女は四つん這いに手錠でベッドに固定され、骨が露出するまで手錠が食い込み、両足首が真っ黒で筋肉の細胞が死んでいた(遺体には両足のあざがはっきりと残っていた)。自立歩行できないため、乾いた喉を潤おそうと看守に水をもらおうとした際、看守は便器にある尿を無理やり飲ませた。李軍峡さんは迫害に耐え切れず、死亡する直前は精神異常になり、よく着た服を脱ぎ捨てて地面に転がっていた。しかし、李英傑、ゴン良漢らは依然として諦めず迫害に対する執念を燃やしていた。2007年5月に李軍峡さんは釈放され家に戻った。

 2008年7月5日に李軍峡さんは、武漢市武昌区ヤン脂路にある武警医院で真相資料CDを配ったとき、真相を知らない警備員に通報され、粮道街派出所に連行され、不法に半月も二子ゴウ第一留置場に閉じ込められていた。2008年7月20日、福建省から来た妹が留置場に李軍峡さんを迎えに行って帰るとき、バスに乗った2人は大勢の私服警官に囲まれ、利軍峡さんは待たせていたパトカーに乗せられ、武昌陽園洗脳班に送られ、三度精神が異常になるまで迫害された。娘が再三にわたる迫害を受け、母親は心に深い傷とショックを受け、重い病気にかかって入院した。病院は2回わたって母親が危篤状態だと通知したにもかかわらず、ちょうどオリンピックの最中であったため、李軍峡さんは母親に会うことができなかった。オリンピック終了後の8月26日にやっと釈放され家に戻った。家に戻った李軍峡さんは、時には意識がはっきりしていて、時にはわけの分からない言葉を話していた。

 2008年11月7日の夜が明けた頃、コンクリートの地面に横たわっていた李軍峡さんが発見された(自宅は4階)。このときの李軍峡さんは呼吸があり、体に傷などはなく、病院に運ばれたが、不幸なことに李軍峡さんはこの世を去った。

 2008年11月9日、李軍峡さんを火葬場で火葬していたとき、中共は情報が漏れるのを恐れ、火葬場の周辺に多くの私服警官を配置して見張っていた。

 李軍峡さんは生前、中共の迫害を受け始めてから仕事を奪われ、2回の労働教養処分を2年半以上科され、数回拘留され、3回の洗脳の迫害を受けた。また、生活が落ち着くところがなく路頭に迷い、わずかなバイト代で飢えをしのいでいた。

 2009年3月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/11/26/190502.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/12/8/102856.html