遼寧省海城市:法輪功修煉者・田宝成さん、崔亜静さんは強制連行された
(明慧日本)遼寧省海城市牛荘にある留置所の警察は2009年2月24日、法輪功修煉者の田宝成さん、崔亜静さんの2人がかつて法輪功修煉者の集まりに一回参加したという理由で、2人を自宅から強制連行した。
2人が集まりに参加したとしても、まさか法輪功を修煉する人は複数で一緒に話すことができないとでも言うのだろうか。どの法律の規定によって、彼らが一緒にいると不法な集まりになり、令状を提示しないで強制的に拘禁されるというのであろうか。これは正に、この劣悪な迫害により法律がでたらめに濫用されていることをはっきりと現している。
田宝成さん一家が遭遇した迫害事実
田宝成さん(54歳男性)は2006年、法輪功を修煉しているために、令状も提示されない状況下で、15日間拘留された。
田宝成さんの弟の田宝東さんも法輪功を修煉しているため、2回不法に労働教養所に送り込まれた。去年8月に出獄したが、両脚が不自由になるまで迫害されたため、生活一切のことを自力で対処できなくなった。子供(一人)は中学に通っている。これ以後は全て妻に頼って生活し、ただ三輪車を改造して客を載せてお金を稼ぐだけで、苦難を嘗め尽くして過ごしている。
田宝成さんのもう1人の弟の田宝偉さんは「真善忍」の信条を堅持したため、かつて何度も不法に拘留された。オリンピックの前に、田宝偉さんは路頭に迷うまで迫害されて、家へ帰ることができず、現在不法に指名手配されている。家にいる2人の子供は学校へ通学しており、唯一の経済の出所である妻のアルバイト収入に頼って生活している。警察はまた何度もその家に行って嫌がらせをし、妻と子供達を毎日脅しと恐怖の中で生活させている。
警察は兄弟3人の両親(70代)さえも見逃さず、去年のオリンピックの前に、警察は兄弟の父親に修煉しない保証を強要して書かせた。老人は驚きのあまり持病が再発し、今はまだオンドル(朝鮮半島、中国東北地方などで普及している床下暖房)の上に横たわっている。警察はまた、よく彼らの母親を留置所に連行して調査した。
この家族一家は現地では皆いい人として知れ渡っており、一家10数人は1つの寄り合い住宅の中で生活している。息子と嫁は老人に親孝行をして、兄弟の妻同士の間は姉妹のように仲が良く、和気あいあいとしており、庭に入るといつも笑い声を耳にするので、同郷の人は皆羨ましがっている。しかし、こんなに幸せで円満な大家族が、なんとも無惨に中国共産党政権に迫害されたのである。
崔亜静さん一家が遭遇した迫害事実
警察に強制連行された崔亜静さん(44歳女性)は、かつて真相資料を配ったため、中国共産党政権に不法に3年の実刑判決を言い渡されて、遼寧省の女子刑務所で拘禁、迫害された。2007年夏、崔亜静さんと父親は同日、警察に令状を提示されないまま強制的に家財を没収され、半月ほど拘禁された。
崔亜静さんの妹の崔亜珍さんは、オリンピックの前に警官に1年半の労働教養を不法に強いられ、現在、悪名高い瀋陽馬三家労動教養所で不法に拘禁されている。
彼女たちの父親の崔春彪さん(73)は2007年、裁判所に不法に4年の実刑判決を言い渡され、現在不法に大連市刑務所で迫害され、拘禁されている。崔春彪さんは法輪功を修煉する前に、多種の疾病を患い、あちこち医者に診てもらっても、なかなか治らなかったため、毎日苦痛の中で生活していた。法輪功を修煉してからは、一切の病気がいつの間にかなくなり、白髪さえだんだん黒くなり、顔色も良くなって、性格も昔より温和で善良になった。全ての人はそれを見て、なんとも不思議だと感心した。迫害を受けてからも、上京して真相を伝えたため、かつて2回拘留され、2年間の労働教養を強いられた。オリンピックの前に、海城や鞍山市の40人近い警官は老人の家へ捜査に行き、家の中をめちゃくちゃして、植木鉢も全部壊した。
現在、崔亜静さんの家の中には母親しかおらず、恐怖と焦りのためにのぼせたため、首に大きなものができて腫れてしまい、水を飲むのも苦労し、苦しくてたまらない。母親は一人ぼっちで苦しみながら日々を送っている。
2009年3月11日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/2/196362.html)
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