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四川省徳陽市は70歳近い老人を極秘に連行し、刑務所に送致

(明慧日本)四川省徳陽市の高等裁判所は裏で操作し、第一審を誤判にさせ、何ら法律手順も踏まず、2月13日に極秘に法輪功修煉者・王忠璞さん(69)を四川省女子刑務所に送り、迫害し続けている。

 2007年10月12日の朝、徳陽市什ホウ市の王忠璞さんは夫と街に行ったところ、国保大隊と国安の人らにその場で連行され、夫は家に戻ることができたが、王忠璞さんは不法に徳陽市留置場に監禁された。2008年12月8日、什ホウ市の裁判所は法輪功修煉者・王忠璞さん、陳如さんに対し、不法に開廷審理をし、王忠璞さんに4年、陳如さんに3年の刑を下した。不法に審査していた間、中共の裁判官は親族の弁護を許さず、弁護士を立てることも許さず、慌てて開廷して急いで判決を下した。

 王忠璞さんと家族は上告したが、高等裁判所での審理は2009年1月8、9日の二日と正式に決定したとの通知があった。王忠璞さんの家族は、北京市にある功道法律事務所の人権弁護士の韓志広さんに弁護を依頼したが、徳陽市高等裁判所第二法廷の主任判事・青加彬は開廷審理を取り消すと言い出し、弁護士の書面による弁護申立てに応じたたけであった。

 2009年2月10日、青加彬が弁護人(王忠璞さんの近い親戚)の面会申請に対し、この案件は審理中であり、法廷は家族の無罪釈放の申請にも考慮していると言った。しかし、弁護士からの連絡がなく、また、弁護士から書面による弁護申し立てもないとの理由を付け、高裁での審理を止めようとした。実は、弁護士は2009年1月の初めに、高等裁判所に対して開廷審理をするよう「弁護申立書」、「公開審理申立書」を裁判所に提出していた。

 開廷審理の当日、徳陽市高等裁判所は極秘に一審の誤った判決を支持するとの通達を出した。家族は裁判長・長胡炬に事情説明を求めたが断られた。2月13日にいかなる人にも通知せず、徳陽市留置場に対し、王忠璞さんを四川省簡陽市養馬鎮にある四川省女子刑務所に移送して迫害を続けるよう指示した。2月16日、王忠璞さんの家族は留置場に生活費を納付しに行ったとき、その事実を知らされた。

 王忠璞さんは留置場で長期にわたる迫害を受け、健康だった人が精神が崩壊するまで迫害され、血尿が出て、身体機能が弱り、高血圧等の病状が現れ、日常生活は自立できない状態だった。「610弁公室」は家族との面会を禁止し、服役囚2人が常に見張っていた。体がこのような状態なのに、迫害を諦めず刑務所に送った。

 2009年3月11日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/2/20/195803.html