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隋景江さんは、労働教養所で薬物注射され身体障害となる

(明慧日本)2006年11月20日前後、黒龍江阿城の法輪功修煉者・隋景江さんは、ハルピン長林子労働教養所で不法に労働教養を強いられていた時の健康診断で、高血圧であると診断され、労働教養所の医師に血圧を下げる薬物を注射された。2006年12月末、隋さんは早めに釈放されたが、帰宅後に意識不明となり、歩行障害と、話す時に舌が硬直する等の障害が現れた。

 この2年の間に、隋さんは症状がひどくなり、歩く時によく転ぶようになった。現在、隋さんは話すときに舌が硬直し、力もなく、言葉が出ない状態がしばしば現れ、脳障害が起きているようである。

 隋さんは、1997年前後に法輪大法を修煉し始めた。法を得る前には、肺がんを患っていたが、しばらく修煉してから肺がんが治り、法輪大法のおかげで健康になり、新たな人生を送れるようになった。1999年7.20、中国共産党政権の法輪功への迫害が始まり、隋さんは他の数人の法輪功修煉者達と一緒に北京中南海へ陳情に行ったが、地元に戻され、数年間不法に監禁されて迫害された。

 2001年1月の新年に、隋さんは地元の舎利郷派出所の警官に連行され、阿城第2留置所に数カ月間監禁された後、紡織学校洗脳班に強制的に送られ、引き続き監禁された。隋さんは、修煉する前には癌を患っていたことを迫害に参与している人に話したが、彼らは、隋さんの病気は病院の誤診だと考え、法輪大法の奇跡的な効果を信じず、病院の技術レベルが低いと言った。彼らは中共政権が法輪功への迫害に力を入れていることしか知らないようだ。

 2001年5月1日前後、隋さんはハルピン万家労働教養所の集中訓練隊に強制的に送られた。その後、ハルピン長林子労働教養所に移送されて迫害された。数カ月後、健康診断の結果、高血圧の症状が発見された。労働教養所側は責任を負うことを恐れて、隋さんを釈放した。隋さんは帰宅後、体中が疥癬になり皮膚も黒くただれた。しかし、法輪大法を修煉することで再び健康な身体を取り戻した。

 2006年7月ごろ、当地の舎利郷派出所「610弁公室」と、国保大隊の警官は数回、隋さんの自宅に不法に侵入して捜査した。法輪功に関する資料が置いてあるかどうかの調査である。警官はシールのような紙を見つけたことを理由に、隋さんと、妻・王艶秋さんを連行した。その後、2人はそれぞれハルピン長林子労働教養所、ハルピン万家労働教養所に送られた。

 2006年11月20日前後、隋さんは労働教養所の健康診断で、高血圧の症状が発見され、労働教養所の医者に強制的に血圧を下げる薬物を注射された。2006年12月末、期間満了より前に釈放されが、帰宅後、身体に異変が現れ、意識不明となり、歩行障害が起きるなどの症状が現れた。

 2009年3月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/2/196363.html