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黒竜江省竜江県:法輪功修煉者・左剛さんは残忍な迫害を受けている

(明慧日本)黒竜江省の法輪功修煉者・左剛さん、宋延綿さんは2008年11月7日、ハルピン市道外区裁判所によって三年の服役刑の違法判決を受けた。左剛さんの体には拷問による傷跡が多数見られ、現在は違法に道外支所(旧原太平留置所)に拘留されている。

 竜江県公安局の警官は2008年5月8日夜、ハルピン市道外区大方里小区で左剛さんを連行した。同じ時間帯に竜江県竜江鎮の法輪功修煉者・宋延綿さん(49歳女性)、宇景和さん(46歳男性)も連行された。

 3人とも竜江県留置場に監禁されていた。5月10日の不法尋問のときに、2人の警官は履いていた靴で左剛さんの顔や頭を殴打していた。5月11日の不法尋問のときも、両手を背中に回して手錠をかけ、6、7名の警官が3人を囲み殴打し続けていた。その中の一人の警官は竜江県公安局のナンバー3(50歳前後、背が高い)で、午後3時から日が暮れるまで殴打していた。留置場に戻された左剛さんは、二日間続けて、体を四方向に強力に引っ張られる迫害を受けていた。

 5月14日の夜、悪辣な警官は左剛さん竜江県公安局に連れて行き、椅子に座らせ、両手を椅子の後ろに回して手錠をかけて椅子に固定した。そして、左剛さんの両足をロープで縛り付け、腰掛に両足を乗せた後、両足を吊るし上げた。左さんの体は椅子からずり落ち、背中には椅子が掛けられ、その姿勢をずっと強いられた。同時に60度の酒を約600ml無理やり飲ませられ、束ねたタバコを無理やり口一杯詰め込まれた。このように3、4時間も迫害を受け続けていた。

 5月15日、悪辣な警官は同じ手口で左剛さんを迫害していた。左剛さんの背中は重度な傷を負った。そして、氷みずをバケツごと頭の上からかけられ、7、8時間かけ続けられた。左剛さんは服一枚しか着ておらず、体が凍って固くなっていた。

 左剛さんは竜江県留置所に40日間拘留された後、2008年6月18日にハルピン市道外区支所に戻され、不法に拘置されていた。今回の連行について、公安局は左剛さんの家族に通知していなかった。そして、私有財産のノートパソコン2台、卓上パソコン1台、印刷機3台、VCDプレイヤー1台、ダビング機1台、紙切断機2台、商売の運用資金4千元、銀行カード1枚(残高6千元)、小型ワゴン車1台、携帯電話6個、大豆油5箱(1200元相当)を持ち逃げされた。竜江県公安局は2008年5月22日になってから、やっと家族に連絡した。家族は、失踪していた息子の行方がやっと分かった。髪が真っ白になった60歳過ぎの母親が、何度もはるばる阿城区から電車に乗って、息子に会いに留置場へ行ったが、すべて留置場に断られた。息子が竜江県留置場で、残忍でしのび難い迫害を受けているのに、年老いた母親は何も知らされていなかった。これが中国の警察の法律執行の実体である。

 2008年9月、ハルピン市道外区検察院が左剛さんを裁判にかけようとした。罪名は法律実施の破壊である。一体どちらが法律実施を破壊したのか、どちらが法律に従っていないのか、一目瞭然である。2008年10月16日、道外区裁判所は違法開廷し、法輪功修煉者・左剛さん、宋延綿さんの審理を始めた。法廷の裁判官は二人に対し、真実と真相を話してはならない、暴行を受けたことも話してはならず、聞かれたことだけ答えるようにと強要した。これはただの偽りの法律手順をもって、民を愚弄しているだけの話である。これが中国法治社会の実態であり、公安局、検察院、裁判所は公然と中国の法律を踏みにじっている。真・善・忍に基づいて良い人を目指す人たちを拉致、収監、拘留し、迫害しているのである。

 2008年11月7日、ハルピン道外区裁判所は法輪功修煉者・左剛さん、宋延綿さんに対し三年の服役刑の判決を下した。左剛さんは違法に道外支所(旧原太平留置所)に拘留されていた。拷問によって体にできた傷跡は数え切れないほどであった。宋延綿さんは道里区第二留置場に収監されている(アヒル圏とも称す)。2008年5月8日から今まで誰一人とも面会を許されていない。その後、どのような残酷な迫害を受けているのか、知る余地もないのである。宇景和さんは現在、竜江県留置場に収監されていて、竜江県検察院は近いうちに宇さんを提訴するという。

 左剛さんはハルピン市阿城区の住民である。今年34歳で専門学校卒。親族、友達、同級生はみな彼が誠実で善良な人だと褒めている。平日は商売をしていて、お客様に対して親切で誠意を持って接し、商売が繁盛していた。家では親孝行し、本当に真面目な人である。このような真・善・忍に基づいて自分を律する好青年が、これほど残虐な迫害を受けている。母親はショックを受けてストレスが溜まり、涙が枯れるほど泣いている。病気をもった体で息子に会いに行っても、ことごとく断られている。

 正義は人類において永遠に正義である。法輪功修煉者が受けているこの残酷な迫害の真相が必ず世に知れ渡る。善悪の報いは天理であり、悪人は必ず法に裁かれる。善良な人々に呼びかける。共にこの人類の前代未聞な良い人に対する迫害を止めさせよう。

 2009年3月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/12/21/191980.html