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焦淑貞さんは、河北省女子刑務所で断食を続けて、迫害に抗議

(明慧日本)河北省邯鄲市の法輪功修煉者・焦淑貞さん(61歳女性)は、警官に自宅から強制連行され、2008年12月、秘密の裁判で4年の判決を下され、2009年1月4日、河北省女子刑務所に送られた。2009年2月下旬から、焦さんは断食で迫害に抗議し始めたが、その近況はよく分からない。中国共産邪党の関係者が、焦さんを釈放しない理由は信仰を放棄しないからだという。

  焦さんの家には、癌を患いほとんど歩行ができない70歳の夫がただ一人で辛い日々を送っている。

 焦さんは、子供のころから病弱で、ひどい乾癬を患い、年中冷たい水が飲めず、少々のことでもすぐ病気で倒れて床につき、数日間は畑仕事もできない状態だった。1999年3月から法輪大法を修煉し始めて健康になり、体重40キロの焦さんが、50キロの食料でも運べるようになり、一気に数百メートル歩いても平気になった。そして、近所の人たちの食料を運ぶ手伝いもしていた。また、住んでいるマンションの毎週の掃除は一人で担当し、周りの人たちに良い人だと評判だった。

  このような良い人が、人々に「法輪大法は世にも不思議な濡衣を着せられている」と話しただけで、2001年3月、警官に連行され、邯鄲市第二留置場に拘置期限を半年も超過して拘禁された。帰宅後、いわゆる「敏感日」になると、農林路派出所の警官が自宅まで来て、私生活を侵害した。2002年、中国共産党第16回大会の前、同派出所の警官は焦さんを不法に派出所に半月間監禁し、大会が終わってから家に帰らせた。2007年7月、法輪功修煉者を逮捕するための第一回の大捜査中、焦さんは仕方なく家を離れ、放浪生活を余儀なくされた。

  2008年3月21日朝7時、邯鄲市邯山区国保大隊(大隊長・陸英海)と農林路派出所の警官は、焦さんが借りていた家に強行に侵入した。焦さんが節約して買ったテレビ、DVD機、衛星アンテナ、パソコン、プリンタなどを没収し、さらに電動自転車も奪い、再び、焦さんを邯鄲市第二留置場に送って監禁した。

 2008年12月、焦さんは4年の判決を下された。2009年1月4日、石家庄女子刑務所に送られ、いまだに拘禁されている。現在、同刑務所第一監区で断食をして迫害に抗議しているが、危険な状況である。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年3月15日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/3/13/197052.html