日本明慧
■印刷版   

RFAの報道:青島の法輪功修煉者3人が受けた迫害事実

(明慧日本)「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」3月11日の報道によると、海外メディアは中国青島の十数人の法輪功修煉者が不法な裁判に直面することに関心を寄せているという。修煉者らは、現地の警官に殴打され各種の拷問によって苦しめられ、精神病院に送られ、さらに多くの法輪功修煉者が迫害されており、報道はこれらの事件について相次いで暴露した。

  青島の13人の法輪功修煉者は10日、いわれのない罪で裁判所に開廷審理され、記者は事件の報道の中で、さらに多くの法輪功修煉者が迫害されている事実を明らかにした。RFAで言及したことのある陸雪琴さんは、青島市北区分局遼源路派出所の閔行という警官に9昼夜連続で苦しめられ、めった打ちにされ、彼女の下半身は完全に半身不随になった。医者の診断によると、血栓ですでに手遅れとなり、もはや全快することは不可能だという。当局に自宅監禁されている陸雪琴さんは、2000年に(法輪功を修煉する自由を求めて)陳情に上京した時から、悪夢はすでに始まっていたと記した。

  彼女は次のように話した。「私たちは法輪功の真実の事を言いたくて、2000年に北京へ陳情に行きましたが、彼ら(警官)は不法に私たちを北京府右街派出所まで連行しました。私たちは何十人かいて、彼らは外側のゴムを剥がした電線で法輪功修煉者たちの中指を挟むようにして、電流を流しました。すると、みんなそれぞれ跳びはねて地上に転んでしまい、焦げた匂いが漂っていました。その日はスタンガンの電気がなくなるまで電撃されました。青島の李彩玲さんは、胸より下はまともな皮膚がなくなるまでやられ、蒋芳さんのあごは警官の握りこぶしで殴られ、歯と舌は全部ぼろぼろになってしまい、物を食べることもできなくなりました。青島に戻ってから、派出所長は私と巧雲さん、蒋芳さんの3人に手錠をはめて、つま先が地面に着くように鉄鋼の梁の上に吊るして、2昼夜私たちを殴り続けました。そして、おまえたちがまた中南海へ陳情に行くなら、おれたちはおまえたちの肉体を消滅し、経済を崩壊させ、名誉を傷付ける、打ち殺してもおれたちは全く責任を問われない、と残忍な話をしていました」

  間もなく開廷に直面する張守偉さんの母は、彼女が北京へ陳情に行ったことで拷問に苦しめられ、彼女の息子の嫁の戴さんが当時の刑罰を受けた状況を次のように説明した。スタンガンでの電撃を含む各種の拷問をさんざんに受け、体中が黒紫色になり、1年後にようやく皮膚がもとの色になったという。

  中学校教師の胡克玲さんは、法輪功を修煉しているために教職を解雇されただけでなく、また非人間的な苦難を受け尽くした。彼女は2001年末に不法に精神病院に入れられた。1日が1年のように長くて辛く、4カ月間苦しめられたことによって、出て来た時はまるで精神病患者のように見え、半年後にようやく正常に回復できたという。

  今月11日、胡克玲さんは記者に精神病院に拘禁された情況を次のように話した。「手足は1日中ベッドの柵に縛られ、大小便はすべてベッドの上でするしかなく、まったく寝返りを打つことができませんでした。私が断食を始めると、彼らは管を差し込んで灌食をして、入れた後も管を置いたまま出さないので、時間が長びくと吐き気がして、自分でなんとかして出してもまた再び差し込まれてしまいました。彼らは5〜6人の、背が高くて大きい精神病の男性患者を連れて来て、私をコンクリートの床の上に押し付け、ズボンを脱がせて注射をしました。それ以来、数日ごとに注射されたため、およそ1カ月経って、私の目はすでによく見えなくなり、生理も来なくなり、歩くと手足が震え、正常な人間が入って何日も経たないうちに、まるで本当の精神病患者のようになってしまいました。彼らの使った薬がどんなものなのかは分かりませんが、大脳が麻痺してしまい、頭は言葉で言い表せないほど空虚になり、恐怖を感じました」

  胡克玲さんは4カ月間精神病院にいた期間、学校は彼女に給料を一切支給せず、給料のすべてを彼女の薬物に使ったという。

  現在、すでに身を隠して3年が経つ胡克玲さんは次のように話した。「大陸の修煉者が受けた迫害は確かに残忍すぎます。私たちは同じ中国人でありながら、どうして香港や台湾だけが、すばらしい法輪功を含む信奉の自由を持っていて、支持と賞讃を受けているのでしょうか?」

  2009年3月16日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/3/12/197032.html