日本明慧
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衆生は急速に目覚めている

(明慧日本)ここ数日、真相を伝える中でいくつかの感動に出会いました。

  目覚めた保安係

  団地には新しく何人かの保安係が来ていて、その中の2人は真相ディスクを見て、真相を理解した上で三退(脱党)しました。年長の保安係はまじめに私に向かって、「これから資料があれば私が配布を手伝いますので、あなたがどこかへ配布しに行く時は、私に声をかけてください。一緒にやりますから」と話しました。

  もう1人の保安係は私より少し若くて、彼は私に会うたびによく私のことをお姉さんと呼びます。私の息子は、「なんで彼は、お母さんのことをお姉さんと呼ぶの」と聞きました。私は「それは、彼が真相を理解して助かったから嬉しいのでしょうね」と答えました。この保安係は2〜3日で異動になり、私は、彼がここに来たのは真相を理解しに来たのだと分かっています。彼らが真相を理解して、私も心の中で本当に嬉しく思っています。

  目覚めた出稼ぎ農民

 一昨日、家を出てほど遠くないところで、8人の出稼ぎ農民がパイプ溝を掘っているのを見かけました。私は下車して彼らに法輪功の真相を伝えた上、真相ディスクを渡そうとしたところ、彼らは受け取ろうとしませんでした。私は彼らに、「私はあなたたちを良くするためで、お金を取らないし、学ぶことも強要しないので、ぜひ見てみてください。法輪功が政府の言うように殺人と焼身自殺をするかどうかを自分の目で確認してください」と説明しました。

  彼らは話を聞いて、ようやくディスクを受け取りました。翌日私がここを通りかかった時、先日の出稼ぎ農民に会い、私は遠くから彼らを見て微笑むと、その中の1人が直ちに私を手招きして、「私は脱党します」と言いました。結局彼らは5人が党員、ほかは団員や隊員で、揃って中国共産党から脱退しました。最後に彼らは私に、「私たちはこの近くで働いていて、これからまた何か法輪功に関するものがあれば必ず私たちに下さい、本当に良かったです」と言いました。

  目覚めた老人

  以前は、年配者の家にはなかなかDVDプレイヤーがなく、『九評』等の印刷資料を渡していました。しかし、今は70〜80才の老人もよくディスクを見たがることに気づきました。今朝、家に帰る途中で80才ぐらいの2人の老人に出会いました。1人は腰をかがめて、目はほとんど開けることができず、よろよろと1台の自転車につかまりながら前へ進んでいました。私は、すべてが大法のためにこの世にやって来た生命だと思って、たとえ聞くことと理解することに限界があるにしても、彼らにできるだけのことをしたいと思いました。

  私は、「おじさん、法輪功のことを聞いたことはありませんか? 字が読めますか」と大声で尋ねました。法輪功のことを耳にして、2人の老人は直ちに元気になり、その中の1人は、「私は字が読めるばかりでなく、かつて教えたことがあるのよ。何か読む本はないですか! 私にディスクをもらえませんか、法輪功はディスクがあると耳にしたけど、見たことがないのです」と話しました。私の鞄の中にちょうど2セットのディスクといくつかの小冊子が残っていたので、全部彼らに渡し、『三退(脱党)』のことを説明しました。彼らは、「私たちはどっちにも入ったことがないと思うのですが、もしも入っていたのであれば必ず脱退します」と言いました。ふと見るとこの2人は宝物でも得たかのように喜んで、「ありがとうございます、ありがとうございます」とうなづいて感謝の気持ちを表しました。

  昼ご飯の後、私は外出して、2人の老人に出くわしました。私の話す法輪功の真相を聞いて、その中の1人は樹皮のようなぶるぶる震える手で、ポケットの中から一つの古くなったお守りを取り出しました。彼はにこにこして、「私はこのお守りをずっと身に付けています」と言いました。この光景を見た私はあまりにも感動して、彼らに三退のことを説明しながら、ポケットから新しいお守りを取り出して彼に渡しました。彼はまるで子供のように大喜びで、急いでポケットの中にしまい、「これは良い、これは良い」と言いました。私が彼に小冊子を渡すと、矢も盾もたまらず、しゃがんで読み始めました。 

  側にいたのはもう1人の農村からきた老人で、彼は『九評』とディスクを受け取った後に、とても感動して続けざまにお礼を言って、「お姉さん、くれぐれも安全に注意して、しっかり気をつけてください。私はこの生涯で見聞したことが多いので、共産党のしたことは誰もが知っています。彼らは悪事ばっかり働いて、民衆は今みなとても彼らを恨んでいます」と再三に言いました。私は、「おじさんはとても詳しいですね。あなたはあの邪党の組織に入ったことがありますか、不運を取り払いましょう。私は偽名であなたの脱退を手伝いますから」と話すと、彼は喜んで脱退を承諾しました。

  老人は前に向かって歩き出し、間もなくしてまた振り返って私に追いついて、そして私に、「お姉さん、あなたはきっと気をつけるのですよ。どんな人にもすべて言うことは止めてね、あれらの悪人はどんな悪いことでもやってしまいますからね」と心配そうに注意してくれました。老人の目を見ると感謝と心配の気持ちが伝わってきて、私は涙を抑えられず、ふと彼は父のような人だと感じました。

  この2日間にあったことは、私に自ら体得させました。師父の法を正す道のりを進む中で、衆生は全面的かつ急速に目覚めており、彼らは救われることを待ち望んでいます。私たちは心性を向上させれば、師父はずっと私たちを護ってくださり、人を救い済度することはもはや難しいことではなくなり、かえって条件が熟せば自ら成功すると思います。近い将来、衆生が師父の巨大な慈悲の感化の下でついに目覚める壮大な光景を見ることができると信じています。

  2009年3月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/3/14/197085.html