師と法を信じ、全体が協調し合えば、正念が奇跡を起こす 文/山東省の大法弟子
(明慧日本)2008年11月3日、私は孫娘を連れて同修Aと約束し、市内のある大きなスーパーマーケットに行き、真相を伝えて脱党を勧めることにしました。
20歳前後の女性店員に真相を伝えたとき、彼女は中共の狂言に酷く毒され、真相を受け入れようとしませんでした。このような状況は以前も出遭ったことがあり、二人は慌てず、気にせず、ただ可哀想な人だと思いました。
続けて真相を伝えていたのですが、スーパーマーケットは人が多く騒がしい上、やはりスムーズにいかなかったので、二人は相談して別の場所に移動することにしました。スーパーマーケットから出たところ、一人の若い男性に止められ、どこから来たのかと聞かれました。私達の真相を聞きたいのではないかと思いましたが、目の前にパトカーが停まっていて、私服警官がパトカーから降りてきて、警察手帳を見せられたとき、何が起きたのかが分かりました。
私は早速、発正念をしながら、師父に加持してくださるようお願いしました。他の空間の邪悪生命が衆生をコントロールし、大法に対して、また大法弟子に対する犯罪行為を決して許してはならないと思いました。警察手帳を見せ付けた警察官は極めて邪悪で横暴でした。私は最初、嫌な気持ちで「子供を連れて、ただ買い物をするのが、どうして許されないのですか?」と言った。私の話を聞いた私服警官はさらに凶暴になり、私の服を掴み、ゆすりながら言った。「おまえたちはスーパーマーケットで法輪功の宣伝をしたのではないか、なぜ本当のことを言わないのか」私は、これは人対人の迫害ではなく、旧勢力の指図によるものだとすぐに気づきました。そして、師父と大法への確固たる信念を持ち、師父が按配してくださった修煉の道を正しく歩むことが、旧勢力の按配した迫害を否定することになると思いました。
同時に、師父が説かれた法が脳裏に蘇りました。師父は「そうですね、これは真相を伝え衆生を済度するいい機会ではありませんか」と、このような内容の説法が脳裏をよぎったのです。このとき私の心は無になり、恐怖心がなく、恨みがなくなり、警察官にも真相を伝え始め、同時に周りに集まった多くの人々にも真相を伝えました。このとき、師父の加持の下でいきなり6歳の孫娘(大法小弟子)が、大きな声で泣き叫びました。
何事かと思った群衆がどんどん集まり始めました。私は人々に向けて大きな声で真相を伝えだしました。「法輪大法は、人々に良い人になれと教える正法であります。警察官は悪い人を捕らえず、いい人ばかりを逮捕しています」A同修は警官に殴られながらパトカーに押し込められました。戻って来た警官は、私もパトカーに押し込めようとしました。私は落ち着いて穏やかな気持ちで呼びかけました。「若い警官たち! 年齢で言えば私は君達の先輩であり、君達がやっていることは犯罪行為なのです! 早く真相を受け入れることができれば、君達に素晴らしい未来が開けるのです」と言いました。そして発正念をしながら、彼らに真相を伝え続けていました。
周りの人々はさらに増えてきました。邪悪が行っている卑劣なことは、人に暴かれるのを最も恐れています。邪悪はその場から逃げ出したいような気持ちになって、私にその場から退去するようにと命令したのです。結局、彼らはA同修を拉致しました。A同修がいる空間場が邪悪に迫害されないようにロックし、他の空間にいる邪悪要素も取り除くようにと、私は強い正念を発し、師父の加持をもお願いしました。
私達が行ったことは間違っていないとはっきりと分かっています。行う過程においては多少間違いがありますが、私達は修煉の中において間違いを正すのです。邪悪の迫害は決して許してはなりません。師父がいらっしゃる中、法がある中で、すべてのことは師父が決められるのです。A同修を救出するため、周りの同修に発正念を要請し、ご主人(大法弟子)が、不法に収容された奥さん(A同修)の行方を、できるだけ早く探し出せるようにお願いしました。
師父のご加持の下、ご主人は素早く奥さんの居場所を突き止めたのです。情報を聞きつけた同修は、一人から十人、十人から百人へと伝わり、瞬く間に全体が大きな一体となり、強い力を形成したのです。同修は食事をするのも忘れ、長時間の正念を発しました。同修たちは皆同じ一念でした。A同修のことは自分達のことであるということです。私達は師父が按配された修煉の道を歩んでいます。大法弟子が行っている真相を伝え、衆生を救い済度することは、この宇宙では最も素晴らしいこと、最も正しいことであります。邪悪には迫害する資格がないのは明白です。A同修は、早く家に返らなければならないのです。すべての事は私達の師父が決められることです。
A同修は師父のご加持の下、正々堂々として落ち着いており、平然と慈悲に満ちた態度で警官に真相を伝えながら発正念し、他の空間からの邪悪の妨害を取り除きました。師父のご加持と同修全体の協調もあって、午前9時に拉致されたA同修は午後2時過ぎ、5時間にわたる正邪の戦いを経て、正々堂々と警察署から出てきたのです。
事件後、A同修と私は心を静めて内に向けて探した結果、多くの執着心と不足を見つけることができました。例えば、心をこめて真相を伝えていないこと、恐怖心、結果を求める心、怠ける心、自己を実証する心などでした。自己を実証することについては、この機会にその心を曝け出して取り除きます。中国大陸の大法弟子の交流会に、同修たちは積極的に参加しています。しかし、私の交流会に対する関心は薄かったのです。それで同修に勧められて体験談を書いたのですが、当初は自分の知識レベルが低い、修煉がよくできていないなどの理由で書くことから逃げ回っていたのです。それはすべて自己中心的で、根本的な法理を理解していなっかたのが原因です。同修の修煉体験の文章を読んだ後、私はとても恥ずかしくなりました。十数年の修煉過程を振り返ってみると、精進するときもあれば、しないときもありましたが、偉大なる師父のご加護の下で今日まで歩む事ができました。また、今まで多くの奇跡も見てきましたが、今回の出来事もそのうちの一つです。もし、洪大で慈悲な師父が導いて下さらなければ、私は今日まで修煉できなかったと思います。師父は旧勢力が按配した迫害を利用して弟子の修煉レベルを高め、励ましてくださっていると私は悟っています。師父の説法で「修は己にありて、功は師にありなのですから、あなたにそういう願望があれば充分です。本当にこのことをやってくれるのは師で、あなたにはとてもそういう力はありません。」(『転法輪』)とおっしゃいました。
この件を通して、私の実体験をもって悟ったことですが、私たちは師父と法を固く信じ、全体が協調し、全体が昇華して、「正念」があればこそ、奇跡が起きるのです。本当に「弟子の正念足りれば、師に回天の力有り」(『洪吟二』「師徒の恩」)なのです。
ここで、師父と大法に感謝します。師父と法を信じ、正念をもって正しく行い、師父が按配してくださった修煉の道を、最後まで正しく歩みます。
2009年3月17日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/12/21/191893.html)
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