日本明慧
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学生に真相を伝える中で、自分をしっかり修める


文/中国大陸の法輪大法の学習者

(明慧日本)今年、中学校でいくつか普通クラスを担当することになりました。学生の品行はとても不良で、喧嘩、人をののしる、授業中に大声を出す、さらに授業をしている先生を馬鹿にする生徒もいました。私の授業も例外ではありませんでした。私を馬鹿にはしないけれども、授業中、法輪大法に対して不敬な言葉を言ったりします。最初は辛抱強く彼と何回か話しましたが効果はありませんでした。最後に、率直に厳しく彼を教室の外に追い出し、授業が終わった後、教室の外で彼と話しました、彼は「先生、もし私は警察なら、ただちにあなたを逮捕するか、報告します。あなたは法輪功のことを話すからです! これは政治をやっているのです」と言いました。私は、「私が法輪功のことを話すから私を通報したいのではなく、授業で規則を破ることを先生が許さないからでしょう!」ときつく言うと、彼は「そうだよ!」と返事をしました。

 続いて、上司が私に直接話をしました。「学生に天安門焼身自殺を話さない方がよい、校長先生の耳に入ったら面倒なことになるからです。誰がこのことを私に報告して来たかは、聞かなくてもよいでしょう」私は笑って「大丈夫、話したことはすべて事実です。心配しないでください、絶対に問題を起こしません」と言いました。

 この出来事が終わった後、自分が報告されるとは全く考えず、少しも心配と恐怖を感じませんでした。内へ向かって探す必要があり、絶対に修錬して捨てなければならない心と向上する要素があると思いました。なぜなら、師父は次のようにおっしゃったことがあります。「修煉の中で魔難に遭ったら、自分自身を修め、自分自身を見るべきです。これは旧勢力が按配した魔難を認め、それらが按配した魔難の中でいかに良く行うかのことではなく、こういうことではありません。私たちは旧勢力そのものが現れたこと、それらが按配した全てまで否定しており、旧勢力の存在自体を認めていないのです。私たちは根本から旧勢力の全てを否定しています。旧勢力を否定し排除する中で皆さんが行った全てこそ、威徳あるものです。それらが作った魔難の中で修煉するのではなく、それらを認めない中で自らの道を正しく歩むのであって、旧勢力そのものによってもたらされた魔難の現れを消滅することさえ認めないのです。(拍手)この角度から見れば、私たちが直面しているのは旧勢力を全般的に否定するということです。旧勢力の瀕死のあがきを私と大法弟子はまったく認めないのです。」(『2004年シカゴ法会での説法』)師父の要求に従い、内へ向かって探し、法の中で修煉し、師父が私に按配してくださった正法修煉の道を歩むことで、旧勢力を徹底的に拒否することができるのです。

 内へ向かって探すと、自分がこの生徒に対して軽視していることに気づきました。彼を見たらとても気がふさぎ、自分の憎しみ、闘争心、差別などの心が現れてきます。人心を探し当てた後、正念でそれを除去しました。そして、慈悲をもってこの生徒に接しました。彼の態度がとても悪いとしても、厳しい言い方で彼を刺激したりしないで、善意で彼に注意を喚起しました。

 ある日、彼は私の手を握って、「先生、私の言葉は少し乱暴でした。前に言ったことは、ただ荒っぽい物言いだと見なしてください。私を許してください、ごめんなさい!」と言ってきたのです。

 それから、この生徒は法輪大法に対して正しい見方に変え、また進んで大法のお守りを受け取りました。彼の勧めのもとで、彼の数人の友達も大法のお守りをもらい、自ら進んで法輪大法の真相を理解し、法輪大法に対して正しく認識することができました。

 私に、内へ向かって探し、正法修煉の道で勇猛精進することを指導してくださった師父に感謝いたします。

 2009年3月18日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/10/196892.html