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山東省:鄭慧香さんは8年間も家に帰れず、家族が再び連行された

(明慧日本)2009年3月4日午後、山東省高密市西関派出所の警官の1団がまるでやくざのように、安村の法輪功修煉者・鄭慧香さんの家に侵入し、家宅捜索し、コンピュータ1台、法輪功の書籍などを没収し、その後、夫と息子を連行した。5日夜、夫は釈放されたが、息子は留置場に送られ、迫害された。鄭さん本人は8年前から放浪し、未だに家へ帰ることができない。

 鄭慧香さん(50才前後)は、法輪功を修煉する前は多くの病気にかかり、20代の時に髪の毛がすべて白くなり、いろいろと治療をしたが効果がなかった。そのため、多額のお金を使い、更に、子供2人を学校に行かせなければならず、元々豊かではない生活はもっと厳しくなった。幸いなことに、時々親戚や友人の援助により、なんとか生活してきた。「こんな生活はいつ終わりになるのだろう?」苦しさや不安の中で家族は明るい日々がやって来るのを待ち望んでいた。

 1996年、鄭さんは幸運なことに、法輪功の修煉を始めた。暫く経って、すべての病気がなくなり、しかも人生の本当の意義がやっと分かったと言い、元気で幸せになり、毎日楽しんで法輪功の素晴らしさを人々に伝えていた。鄭さんの影響で、多くの人が法輪功を修煉し始めた。鄭さんはおのずと現地の責任者になり、毎日ボランティアの活動を疲れもなく楽しんでやっていた。

 このような完全無私の善良な人が、中国共産党の迫害の対象人物となった。2001年8月15日前後、鄭さんは仕方なく家を出て放浪し始め、現在にいたっている。中共メンバーは鄭さんを逮捕できなかったため、恨みと恥辱で怒り出し、家族まで迫害し、夫と15才の息子を連行した。2001年、警官は息子に手錠をかけたまま、息子を連れて父親や親戚の家に行き、鄭さんを捕えるように強要し「鄭を息子と交換しろ」と公言し脅した。警官は企てた通り鄭さんを連行できず、息子を不法に1カ月間拘禁し、留置場の受刑者にめった打ちさせた。また、1人で留守番していた17才の娘も時々警官が侵入し、嫌がらせをされていた。

 8年近く経ったが、このような悲劇が再び起こった。2009年3月4日、高密市西関派出所の警官の1団がヤクザのように鄭慧香さんの家に侵入し、家宅捜索し、息子を連行した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年3月18日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/3/7/196689.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/3/15/105591.html