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瀋陽市の唐吉田弁護士:「修煉者に対する判決は100パーセント冤罪」

(明慧日本)2008年の年末、遼寧省瀋陽市瀋北新区の偽裁判所は2度も不法に開廷して、奚常海さん、王素梅さん、孫玉本さん、霍徳福さんの4人の法輪功修煉者に無実の罪を着せ、6〜11年の重い刑を下し、多くの人の目が光っている中で「2008瀋北冤罪事件」を作った。王さん、奚さんの2人は瀋陽中級裁判所に上訴を決めた。2人の修煉者に委託された弁護士・唐吉田氏は「2008瀋北冤罪事件は全国すべての法輪功修煉者に対する不法判決と同じで、100パーセント冤罪です」と述べた。

  理不尽で不法な判決に対して、修煉者の家族たちも受け入れることができないが、中国共産党の統治下では、庶民は皆道理を訴える所はないと感じている。王さんの夫は「公安局、派出所はいんちきをやっている所なので、証人の名簿を見ましたが、実在している人は1人もいません。全部でたらめです。私は彼らを訴えます」と述べた。奚さんとその家族はここ9年間、何度も迫害に遭い、奚さんが不法に刑務所に入れられたのは、これで3度目になる。

  残酷な現実の前で、家族たちはその都度、中国共産党の実態をはっきりと見極めた。目覚めた家族たちはすでに瀋北新区の610弁公室からの恐喝と脅しを恐れてはいない。奚さん、王さんの家族たちも皆、北京の有名な唐吉田さんなどの人権派弁護士に身内の無罪のために弁護を依頼し、無罪で釈放されるまで、徹底的に上訴すると決意している。

  北京の唐吉田さんなどの有名な人権派弁護士たちは委託を受け入れ、正式に「2008瀋北冤罪事件」を弁護するための準備に入った。唐弁護士はすでに瀋陽で公文書を閲読し、それぞれ王さん、奚さんの2人の被害者とも接見した。詳しく調査した結果、唐弁護士は当事者の修煉者が、いかなる法律法規も犯しておらず、直ちに無罪で釈放されるべきであると認定した。

  唐弁護士はまた、「2008瀋北冤罪事件」は全国すべての修煉者に対する不法判決と同じく、100パーセント冤罪であるという。

  2009年2月18、19日、弁護士は2人の修煉者のために、それぞれの上告書を起草した。2009年2月20日、上告書は速達で遼寧省瀋陽市中級裁判所の卞富裁判長に手渡された。 

  2009年3月19日
 
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/3/14/197079.html