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石家庄労働教養所:モウ安岐さんなど数人の法輪功修煉者が迫害された

(明慧日本)2009年1月20日午後2時、河北省石家庄労働教養所は交歓会を開き、警官・秦景、受刑者・馬蒸と、呂虎崗、張剣波の4人が出演し、法輪大法を誹謗するコント(編集、警官・丁立哲)を演じた。当時、労働教養所の全員と、幹部、一般警官が観覧、司法局の幹部が参加した。コントを1時間半やっていたところ、法輪功修煉者・モウ安岐さんが勇敢に立ちあがり「法輪大法は素晴らしい、大法への迫害をやめろ! 私の師父の潔白を返せ」と声高く叫び、その場にいた人は皆この叫び声に圧倒され、10人の法輪功修煉者が「法輪大法は素晴らしい」と声高く叫んだ。

 警官・秦景が突進してきてモウ安岐さんを殴った。秦景が殴るのを見て、労働教養所で専門に法輪功修煉者を迫害する中隊、五大隊一中隊(501中隊)の受刑者も殴りかかり、「法輪大法は素晴らしい」と叫んだ人を殴り倒し、引っ張り出した。秦景がマイクを持っており、マイクから外で人を殴ったり、法輪功修煉者が「法輪大法は素晴らしい」と叫んだりする音声が流れていたが、数分後音声が消えた。その後、またいくつかの演目をやって、そそくさと終った。

 501中隊隊長は法輪功修煉者を約1時間、外で立たせたあと中に戻し、警官は狂ったように、法輪功修煉者を厳しく管理した。夜、法輪功修煉者に誰が叫んだかとみんなに聞き、警官が正常でないと認めた人を独房に入れ、強制的に師父と法輪大法をののしり、法輪大法を誹謗する文章を書かせた。

 その時、中に戻された法輪功修煉者・モウ安岐さん、鄭偉さん、楊百利さん、鄭春山さんとヤン峰さんの5人は殴打されて全身が傷だらけになり、胸部は青紫色になり血跡ができた。最もひどいのは、モウ安岐さんと鄭偉さんの2人で、モウ安岐さんは全身が傷だらけになり、下あごは骨折し、1日後に省の第二病院で手術された。その後、ご飯を食べられなくなり、チューブを使って水を飲み、点滴に頼っていた。もともとは身体がとても丈夫だった人が数日間で骨と皮ばかりになってしまった。聞くところによるとモウ安岐さんは2回目の手術が必要だったという。

 法輪功修煉者・鄭偉さんは顔が面長で若いが、殴られて顔が大きなカボチャのようになり、鼓膜には穴があき炎症を起こしため、数日後、省の第三院で治療した。鄭偉さんは、ある日の夜、大きなうめき声をあげ、その声で中隊の全員が目覚めた。鄭偉さんは数日後病院で治療を受けた。今は2人とも独房に入れられ、毎日床で眠り、受刑者が見張る中で、他の人と接触することも禁じられて、今、治療中である。

 石家庄労働教養所は、河北省で法輪功修煉者を迫害する邪悪なアジトの一つであるが、おもに唐山、廊坊、張家口と石家庄の地域の法輪功修煉者を拘禁しており、2008年から今に至るまでに約80人が拘禁されたことがある。拘禁されたばかりの法輪功修煉者に対して、独房に閉じ込め、長時間にわたってしゃがみ込ませる、睡眠をさせない、強制的に洗脳し、法輪大法を馬鹿にして罵る、一般の受刑者を利用して法輪功修煉者を威嚇して脅迫する。長時間にわたって転向を拒否した法輪功修煉者に対して、禁固刑の体罰を加える、転向の迫害に耐えられない法輪功修煉者に対して、法輪大法を誹謗する文章を写させたり、共産党の歌を歌わせたり、規則を暗記させたり、ヤンコ踊りを踊らせたりした。

 モウ安岐さんは4月に釈放される予定であるが、警官が彼ら5人への迫害を延長するよう企み、モウ安岐さんは6〜 8カ月、鄭偉さんは5カ月、楊百利さんは4カ月、ヤン峰さんは3カ月、鄭春山さんは3カ月延長された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年3月19日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/3/14/197120.html