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定年退職した老人らは残酷に迫害され、不法開廷される裁判に直面

(明慧日本)河南周口市の何金亮さん、王愛芝さん、程金敬さん、王天玉さんら4人の法輪功修煉者は、2009年正月の上旬に警官に連行され、2月11日に不法に逮捕状を受け渡された。その中で身体障害を持つ年配者の程金敬さん(60代)は、持病の発作による腿部の痛みが我慢できず、床板の上で横たわることしかできなくて、立ち上がれないばかりか歩くこともできない。その上、全身不随になる危険があり、非常に緊迫した状況だった。所長の指示で3人の警官は程金敬さんを市の中心にある病院に連れて行き、検査させた。その時、程金敬さんは激しい痛みを我慢して車椅子に乗り、車椅子に座ったまま押されるように診察を受けた。現在も、程さんの体の状態は引き続き悪化している。周口市政府の人間は、「政府は法輪功に対してまた上告した。どんな状況であるかに関わらず、判決さえ下れば、刑務所は無条件に彼ら全てを収容しなければならない」と言いふらした。川匯区の裁判所は近日中に不法開廷することを決定し、程金敬さんら4人に対して不法な裁判を実施するという。

 以上の4人の法輪功修煉者は全員すでに定年退職しており、また彼ら全員が「真・善・忍」を信じている善良な市民である。 

 2009年正月4日、周口市の沙南公安支局警察大隊長の高峰と警察警官の侯紅旗、及び2人の女性警官らが結託し、パトカーに乗って何金亮さんの家に突進した。それから車を庭の外で止め、警官であることを隠して庭の扉を叩いた。何金亮さんが扉を開けた途端、警官らに連行され、パトカーに詰め込まれた。しばらくして、何金亮さんの妻の王愛芝さんが夫の帰りを確かめに外へ出た際、同じくすぐ連行された。周口市検察院の定年退職した課長、馮子俊さんが何金亮さんの家に用事で訪ねて来た時には、すでに警官が強制連行した後だった。 

 王天玉さんが街頭から自宅に帰る間、警官の責任者である侯紅旗などの7、8人らは機に乗じて彼を尾行し、家に入った。彼らはどっとやってきて、王天玉さんと妻の王秀玲さん(修煉していない)の2人を一緒に手錠をかけ、警官らは1階、2階で徹底的に物をひっくり返した上、不法に家財を没収した。終わった後に、警官は王秀玲さんの手錠を外し、王天玉さんのみを連行して去って行った。 

 2009年正月9日午前9時ごろ、程金敬さんは警官に連行された。これは、三度目の連行である(以前は項城警察大隊頭目の馬哲峰が二度、人を派遣して彼を連行した上、拘禁したことがある)。その時、程金敬さんは家を出てからわずかの距離で、そこに待ち伏せていた10人くらいの警官に連行された。強制的に程金敬さんの衣服から家の鍵を探しだした上、程さんの家のビルから貯蔵室などを上から下まで一通り捜査した。それから程さんを違法にも周口留置所に拘禁した。

 周口沙南の公安支局警察大隊の頭目・高峰は悪辣陰険かつ狡猾な性格で、拘禁されている男性修煉者を留置所内で拷問するよう密かに指示した。そのため、留置所内の受刑者は善良な老人に対して、めった打ちをし、さらに侮辱した。 

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年3月19日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/3/15/197188.html