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斉万川さん、劉秉娥さん夫妻は拉致され、10万元を強奪された

(明慧日本)河北省万全県孔家庄の法輪功修煉者・斉万川さん、劉秉娥さん夫妻は2009年2月2日、万全公安局長が率いる数人の警官らにより、斉万川さんの経営しているスーパーマーケット兼自宅にて拉致された。自宅にあった貴重品と、商売用に手元に残してあった運営資金が一円も残らず持ち去られた。家族の人たちは大きなショックを受け、精神状態も朦朧としていた。

 斉万川さんと劉秉娥さんは結婚前から仲のいい友人で、村中が公認していた良い人であった。結婚後の劉秉娥さんは姑によく尽くしていたので、家族は仲睦まじく、姑はいつもお嫁さんを褒めていた。斉万川さん夫妻は、三階建てのビルを購入し、一階はスーパーマーケットに、二、三階は住宅に充てていた。二人は働き者で、真・善・忍にもとづいて商売をしていた。値段は公平で、且つ品質が良く、店に来るお客さんは、二人の誠実さと善良な心に惚れて買い物に来るので、商売はますます繁盛していた。

 こんなに善良な人たちが、2009年2月2日、万全公安局長と数人の警官に不法に拉致されたのである。不法な家宅捜査で、パソコン、印刷機、高級腕時計、貴金属類(純金の指輪、純金のイヤリング、純金のネックレス)、それに現金十万元も持ち去られた。家の中はひっくり返したように目茶苦茶に荒らされていた。

 息子夫婦が拉致、迫害されたことにより、70歳になる年老いた母親は過度の悲しみで寝込んでしまい、毎日二人の名前を呼びながら涙を流していて、体は日に日に弱ってきている。年老いた父親が店を切り盛りしていたのだが、時々ぼんやりしたりして、計算ができなくなり、仕方なく店の営業は中止になった。高校生の息子も、いきなりの出来事でショックを受け、精神的に衰弱し、勉強が手に付かない状態が続いている。

  斉万川さんは万全県留置所に不法に収容され、劉秉娥さんは張家口十三里留置所に収容されている。事情を知っている人の話によれば「斉万川さんはハンストで不法収容に抗議し、体がかなり弱っている」とのこと。劉秉娥さんは修煉する前はヘルニアを罹っていた。ベッドから起き上がれないほど病状が重かったのだが、法輪功を修煉してからはすべての病気が治った。今、家族の人は彼女の体を心配している。

 正義ある人々は、彼らに救援の手を差し伸べ、前代未聞の(中共による)善良な人々に対する迫害を止めさせるべく、協力を呼びかける。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年3月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/9/196817.html