修煉の中で動揺せずに成熟して歩む(二) 文/河南省の大法弟子
(明慧日本)
三、真相を伝える
師父が「理智をもって法を実証していき、智慧をもって真相をはっきりと伝えていき、慈悲をもって法を広めて人を救い済度していく」(『精進要旨二』「理性」)を発表されてから、私と同修たちは真相を伝え始めました。初めは恐怖におののいていましたが、次第に正々堂々とやりとげました。私たちは師に遵って法を正す覚者であることを自覚しています。恐れているのは邪悪なのです。
真相を伝え始めた頃はあまり資料がなくて、私たちは真相の内容をポスターにして至る所に貼っていました。『法輪大法好』の標語も至る所に掲げました。酷寒または酷暑にかかわらず、私たちはほぼ一面に全都市の大通りと路地を踏み尽くして、少しずつ熟成して来ました。この過程の中で、いつも何らかの悪人に出会うことがありましたが、しかし、いずれも師父のご加護の下で何の危険もなく無事に乗り越えてきました。
ある日、真相資料を貼っていた時に私服警官に発見され、警官は私を追跡し始めました。後ろにいた母はそれに気づいてそっと私に教えてくれました。その時、心の中では少し恐いと思いましたが、直ちに師父の、「大法弟子の正念は威力があるのです」という教示を思い出し、それで正念を強化しました。私たちは曲がった所にある別の棟のビルに入って正念を発し始めました。最初は、その私服警官はビルの外に立っていましたが、正念を発しているうちに警官はいなくなりました。私たちはビルから出て、残ったポスターを貼り終え無事に家に帰りました。真相を伝える中で大法弟子は必ず正念を持たなければならず、師父は『精進要旨二』「同じく二言三言」の中で「 強い正念があればあるほど、大きな威力があるのです。」とおっしゃいました。
資料が増えるにつれて、私たちは次第に一軒毎、一戸毎に配布するようにしました。それから、同修の助けのもとで、私も家庭式の資料拠点を設立しました。最初は何も知らないところからはじめ、徐々に成熟するようになり、心性も資料拠点を設立する中で次第に高めることができました。
同修に依存する心理から生じた、毎日のように起きる機械のトラブルも、師父が悟らせてくださっている中で、次元も高まってきて、機械のトラブルもすっかり消え、一部一部、精巧で美しい資料を延々と作り出せるようになりました。
この10年の修煉の道を振り返ってみると、よろめいたり、停滞したり、時には邁進せずにいたこともありました。しかし私は、法を正す時期の大法弟子であり、師父が、どれほど高い誉れを私たちに与えて下さっているのかを思うと、私たちは邁進しない理由はなく、私達は必ず自分の先史の大願を果たし、さらに多くの衆生を救い済度し、自分の将来に悔いを残さず、法を正す時期の大法弟子の称号に恥じないようにしなければならないと思っています。
(完)
2009年3月22日
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/3/14/197113.html)
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