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湖北省応城市:熊継偉さん、再び労働教養処分に

(明慧日本)湖北省応城市の法輪功修煉者・熊継偉さんは、2008年12月10日、連行されて再び不法に労働教養処分となり、省沙洋労働教養所に送られた。熊さんが連行された後の1カ月間、当局はずっと家族に事実を隠蔽し、更に労働教養の通知書を送付することも拒絶した。

 熊継偉さん(39才男性)は、湖北医学大学卒業、湖北双環職員病院の医師であった。1996年法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」に従って自分を律し、同僚や患者から好評を得た。1999年、法輪功が弾圧され始めてから、熊さんは何度も不法に連行され、拘禁され、罰金を科され、家宅捜索をされて、勤め先から解雇された。

 1999年10月、熊さんは北京へ陳情に行ったため、1年6カ月の労働教養処分となった。2002年、4年の判決を言い渡され、湖北省沙洋範家台刑務所で残酷に迫害された。刑期満了後、また武漢市洗脳班に送られて迫害が続けられた。

 2008年7月2日、仕事中に熊さんはまた連行されて応城市第二留置場へ拘禁され、10日間断食してから釈放された。警官は熊さんの両親の家を家宅捜索したが、何も得るものがなく、立ち去った。

 2008年12月3日、熊さんは再度、仕事中に馬坊派出所の警官に連行された。派出所の警官2人は私服を着て病院の大門の所で待ち伏せ、何の身分証や令状も提示せず、病院や家族にも知らせないまま熊さんを応城第一留置場に送った。

 2008年12月10日、熊さんは不法に1年の労働教養処分となり、12月15日に沙洋労働教養大隊に送られた。しかし、家族は何の法律手順の書類ももらわず、労働教養所へ聞きに行ったが、当局は嘘をつき、労働教養としなかったとか、この教養所にいないとか、またはこの教養所にいるが面会できないとか、事実を隠蔽した。家族はありとあらゆる手立てを経てやっと20日間後に判決書をもらった。その判決書を開いて見ると、すべてでたらめな捏造である。例えば、熊さんは大学卒業なのに、判決書には中学卒業と書いてあり、内科医師なのに労働者と書いてあり、労働教養となった理由もあざ笑うほどおかしい。「法輪大法は素晴らしい」とか、「天が中共を滅ぼす、脱党して安全となる」とか、という話を医師や看護師たちに伝えたり、家から資料62件とVCDなどを見つけられたため、1年の労働教養処分としたのである。実は、長年にわたる迫害を受けたため、熊さんは固定した住む場所がなく、あちこちアパートを借りて住んでいる。警官は熊さんのアパートが見つからないため、代わりに修煉していない両親の家を捜査したが、何も得られなかった。その「資料62件とVCDなど」の証拠はどこから得たのであろうか? 全くのでたらめな捏造である。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

  2009年3月23日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/3/6/196637.html