日本明慧
■印刷版   

旧勢力の按配を否定し、師父と法を信じる


文/山東省の大法弟子

(明慧日本)私は1997年に法輪功の修煉を始めました。修煉がなかなか精進しなかったので、師父の慈悲なる済度に申し訳ないと思っています。それでも、修煉体験を文章にまとめ、同修たちと交流したいと思います。

 2008年7月28日の夜中11時ごろ、地元の派出所の悪辣な警官と国保大隊は突然、私の家にやって来て、私を拉致したのです。翌日、イ坊留置所に移送されました。収容されて25日経ったころ、悪辣な警官は私に対してさらに酷い迫害を加えようと企み、王村労働教養所に送られました。しかし、医師による身体検査で、体の健康状態に問題があり、収容できないとの判断を下され、私は家に戻されたのです。

 この度の拉致は、表向きでは邪悪がオリンピック期間を利用して、大法弟子を迫害しているように思うのですが、それは、師父がおっしゃったように、「それは滅亡する前の最後のあがきにすぎないのです。」(『2008年ニューヨーク法会での説法』)ということです。しかし、大法弟子にとって、残された修煉の時間がわずかとなり、私たちは師父が按配して下さった修煉の道を、いかに最後まで正しく歩み通せるかが重要なのです。そのためには、旧勢力の按配を徹底的に否定し、師父を信じることが大切だと思います。

 それでは、私の労働教養所での体験について書きたいと思います。

 一、学法について

 就寝する時間以外は発正念し、「論語」、『洪吟』、『転法輪』の一部分の法を暗唱していました。「論語」以外はまだ暗記していなかったので、とにかく時間さえあれば、一分一秒も時間を無駄しないように、暗唱し始めるのです。

 このときに深く反省したのは、もし、師父のすべての法を暗記していたならば、どんなときでも、どこでも、学法ができるのにと思いました。 

 二、発正念し、内に向けて探すことについて

 自分に問題があるのではないかと思ったときは、心を落ち着かせ内に向けて探すことです。手落ちが見つかれば、それを直ちに正常に戻すとともに、師父の加持をお願いし、強大な正念をもって、大法弟子を迫害している他の空間の邪悪生命を取り除いていたのです。ある日、悪辣な警官が「 お前は一年の労働教養にするのか、数ヶ月にするのか、あるいは今すぐ釈放にするのか、おまえ次第だ。もし、二度と修煉しないとの誓約書を書けば、保釈しても良い」と言ったのです。私は「私に誓約書を書かせるのは無理でしょう!」と言うと、悪辣な警官は「本当は書いても書かなくても、処分は同じだ」と言ったのです。すでに処分が決まっていて、私を騙そうとしたようです。この出来事で、私は内に向けて探して見たのですが、労働教養に対する恐れる心、苦しみに対する恐れる心、すなわち恐怖心が見つかったのです。

 私は文章を書く能力が無いため、浅はかな認識ではありますが、妥当ではないところがあれば、慈悲をもってご指摘してくださいますよう、お願い申し上げます。

 2009年3月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/10/19/188045.html