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湖北省:8年の刑期満了の趙詢さんに、引き続き迫害を企む「610弁公室」

 (明慧日本)法輪功修煉者・趙詢さんは2001年4月18日、警官に連行され、8年の不法な判決を下された。湖北省沙洋範家台刑務所に送られ、残酷な迫害を受けた。近く8年の刑期が満了するが、「610弁公室」は趙さんを武漢の洗脳班に移送し、引き続き迫害しようと愚かにも陰謀を企て、また趙さんが信仰している「真・善・忍」をも放棄させようとしている。

 趙さん(40歳前後)は、中南財経政法大学の修士課程を修了し、中国の長江・三峡にある企業の本社に就職した。1994年6月、法輪大法を修煉し始めて心身ともに健康を得た。趙さんは仕事がよくでき、立派な業績を上げ、同僚や上司に評判がよかった。また趙さんは人格者で、善良で、謙虚であり、熱心に人を助け、人々に尊敬される若者でもあった。

 しかし、中国共産党政権が1999年7.20に法輪大法を迫害して以来、全国の多くの法輪功修煉者と同様に、趙さんも残酷な迫害を受けるようになった。趙さんは信仰を堅持し、広くて慈悲な心で、大法の真相を伝え続けた。そのため、2001年4月18日、「610弁公室」は警官に指図し、趙さんを連行した。裁判所は8年の刑を言い渡し、2002年、湖北省沙洋範家台刑務所第五監区に送った。

 服役中、趙さんは中共政権に妥協しなかったため、ずっと警官らの残忍な迫害を受け続けた。かつて暗いレンガを焼く窯の中で、焼きたての熱いレンガを積み重ねる作業を強引にさせられたこともあった。近く8年の刑期が満了になるが、趙さんが信仰を続けているため、湖北「610弁公室」は、趙さんを武漢の洗脳班へ移送して迫害を継続し、「真・善・忍」の信仰を放棄させようと企んでいるようである。

 趙さんにはかつて幸せな家庭があった。中共政権が1999年7.20から法輪大法を迫害して以降、家族も重圧を受けるようになり、妻は趙さんと離婚(離婚の年は不詳)した。娘の扶養権は趙さんにある。娘は趙さんの両親が面倒をみてくれていたが、最近、父親が老いて歩けなくなり、母親も自立した生活ができなくなった。現在娘は趙さんの兄が面倒をみている。娘は10歳前後で、小学校3、4年になっているはずだが、両親のいない子供は、とても可哀相で、思うだけでも人を悲しくさせる。

 中共政権の残酷な迫害の下、趙さんの幸せで円満だった家庭はバラバラになってしまった。年老いた両親と娘は心身ともに言葉では言い表しがたい苦痛を受けており、このことを知っている善良な人々はとても心を痛めている。

 ここで、我々は国際社会に対し、中国大陸ですでに10年間続いている法輪功修煉者への迫害に関心を払い、国内外の正義ある人々は立ち上がり、この人権迫害を制止させ、中共政権を解体し、結束して、この人類史上最大で最悪の人災を終わらせるように呼びかける。

  2009年3月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/16/197254.html