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ワシントンDCのパトリックスデイ・パレード:法輪功が6年連続出演(写真)

(明慧日本)2009年3月15日午後、米国第38回アイルランドの聖パトリックの祝日(パトリックスデイ、St. Patrick’s Day)大型パレードが開催され、ワシントンD.C.のコンスティテューション大通りで行った。法輪功修煉者は唯一華人を主とした団体として、6年連続で出演した。

法輪功修煉者は花車の上で功法を実演

 当日は雨が降っていたが、みどりの日とも言われる祝日に、ワシントン市中心は緑色の風船で大通りが飾られ、人々は緑の花冠をつけて、百以上のパレード団体が、各民族の民衆から拍手で歓迎を受けた。

 コンスティテューション大通りを行進するパレード隊の中には、ワシントン政府とバージニア州警察を代表する隊列、アメリカ陸・海・空三軍の管弦楽打楽器による演奏隊、それぞれアイルランド人のクラブを代表する隊列、バグパイプなどスコットランドの伝統楽器を演奏する隊列などが登場し、そしてアイルランド舞踊のタップ・ダンスを演じた可愛い子供たちもいた。パレードには、アイルランドの民衆の他に、その他の民族の民衆も積極的に参加した。

 法輪功修煉者の陣列はパレード全体の後半部にあり、今回のパレードのために修煉者たちはわざわざ緑色(セントパトリクス・デーの伝統の色)で作った英字の『法輪大法』の横断幕を先頭に、その後ろは入念に飾りをつけた花車が続き、各民族の法輪功修煉者が花車の上で観衆たちに優美な功法を実演し、盛大な拍手を博した。その後ろの腰鼓隊は元気を奮い起こし、街に響き渡る小太鼓の音が春の到来を告げた。

 法輪功修煉者たちの東洋の特色を深く備えた出演は、多くの西洋人の観衆の興味を引き起こした。ほとんど毎年観に来るというアイルランド人のリチャード(Richard Schmehl)氏は、法輪功のパレードを観てとても嬉しく思い、力がみなぎり、格別だと語った。

 パレード組織委員会主席のトム・ハートニー(Tom Hartney)氏は、「今年はおよそ110の団体が参加しています。このアイルランド移住者の伝統的な祝日は、すでにますます多くのアメリカとその他の民族との共通の祝日となりました。今日はアジア系の団体、ドイツおよびラテン系の団体が参加し、今後もますます多くの団体の参加を希望します。アメリカの土地で、私たちは互いに認め合い、学び合っています」と表した。

 パトリックス・デイは元々、カトリック教をアイルランドに伝えた聖パトリクス宣教師を記念するためのもの祝日。聖パトリクス氏は紀元5世紀に約30年間にわたってアイルランドでキリスト教を広め、その間、アイルランドでほとんどの今日のカトリック教や修道院を創立した。聖パトリクス宣教師はかつて神による奇跡を顕現して、アイルランドから蛇の類のものをすべて追い払ったという。今日になっても、アイルランド全域にわたって蛇はほとんど見られない。時が経つに連れて、パトリックス・デイは、アイルランドの移民たちが自分の伝統文化を人々と分かち合う祝日となっている。パトリックス・デイはちょうど春が到来する前にあたるため、新緑にちなんで人々はよくイベントのメインカラーの緑色を身につけて祝う。

 2009年3月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/17/197346.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/3/19/105737.html