日本明慧
■印刷版   

堕胎させられた宋暢さんが不法な裁判に直面

(明慧日本)湖北省荊州市沙市区裁判所が2009年3月18日午前、法輪功修煉者・宋暢さんに対して不法に開廷した。審判中では、捏造された罪により迫害され、憔悴しきった宋暢さんを中共の関係者が非難・告発したという。

 宋暢さん(29)は夫と共に広東省で就労中の2008年7月17日、広東省の中共関係者と湖北の警官に沙市へ不法に連行された。宋さんは強制的に堕胎させられた後、沙市の留置場に拘留された。

 宋暢さんは荊州市沙市区立新郷の出身であり、1999年の7.20から法輪功を修煉しているため、数回逮捕され、不法に拘留された。いわゆる中共の政治活動期間、宋暢さんは職場においても、自宅においても沙市区立新郷派出所に何の手続きもないまま連行され、敏感日が終わるまで人身の自由を束縛された。

 迫害から逃れるように、宋暢さん夫婦は2008年初め、広東順徳に職を求めに行った。

 2008年7月4日夜、順徳市の公安局は戸籍調査を口実に宋暢さん夫婦の自宅に不法侵入し、真相を知らせるDVDをコピーしていた宋さんを発見し、夫婦2人を連行した。翌日、宋さんが妊娠3カ月であることが発覚したため、5000元を支払えば宋さんを釈放すると家族をゆすった。その後、宋さんは夫・熊志国の釈放を要求し続けていたが、公安局に「明日来なさい。明日夫を釈放する。」と騙された。

 翌日、宋さんは公安局を訪ねたが、沙市から来た警察大隊の李正剛などに沙市まで不法に連行され、母子保健センターに拘留された。ここで身内の誰にも知られぬまま、家族の同意もない状況下で、宋さんは強制的に堕胎させられた。

 堕胎させられた後、宋さんは食事ができないため、家族に状況を知らせた。そして、20日後再び宋さんは留置場に拘留され、迫害された。栄養不足により、宋さんは常時発熱し、生理も不順である。

 2009年3月18日、沙市裁判所は宋さんに対し、不法に開廷した。「610弁公室」の関係者も在席した。不法な審判が終わった際、宋さんは必要な生活用品のリストを書いた紙を家族に渡そうとしたが、それさえも警官に奪われた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年3月27日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/3/26/197797.html