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黒龍江省佳木斯市:身体障害者の劉孝斌さんは再び拉致された

(明慧日本)2009年2月上旬、中共は黒龍江省佳木斯市での世界大学生ウィンタースポーツ大会開催のセキュリティを名目に、佳木斯市公安局と安全局が黒龍江省公安庁の直接の指揮下で連携し、新たに法輪功修煉者への迫害を始めた。2009年2月8日から現在に至るまですでに20人近くの法輪功修煉者とその家族が拉致、監禁された。その中には、身体障害者の劉孝斌さんも含まれる。劉孝斌さんは2009年2月17日に拉致され、今日まで不法に佳木斯市留置場に監禁され、迫害されている。

 劉孝斌さん(55)は、元佳木斯市造紙株式会社の職員である。造紙の原材料を輸送中、不幸な事故に遭い、身体障害で歩けなくなった。事故後は家庭も崩壊した。その精神的、肉体的苦痛に耐えられなくなった時、法輪功と出会った。法輪功の修煉を始めてからは、事故のトラウマから立ち直ることができ、非常に明るく前向きな人に生まれ変わった。

 しかし、1999年7.20から中国共産党の元主席・江沢民をリーダーとする中共の邪悪集団は、不法に全国的な法輪功学習者への迫害を始めた。それから身体に障害のある劉孝斌さんですら、平穏な生活を乱されることになった。

 2000年2月、劉孝斌さんは上京して陳情した。自らの法輪功修煉の体験を元に、政府に対して法輪功への迫害は完全に間違っているかを訴えた。その結果、地元の警察に連行され、地元の佳木斯市に護送され、2カ月間留置場に監禁され、さまざまな拷問を受けた。最後に2千元を強請り取られて釈放されたが、全身に疥癬ができて化膿し、液体が流れ出ていた。

 2001年7月、造紙会社の公安は東風公安局と結託して、劉孝斌さん宅に不法に侵入し、家財などを強奪した上、さらに劉孝斌さん宅を訪問していた一人の法輪功修煉者がその場で拉致され、留置場に監禁された。劉孝斌さんは真相を知った近所の人の助けで、夜中に悪辣な警察の捜査から脱出することに成功した。しかし、悪辣な警察は不服で、市内全域に劉孝斌さんに対する逮捕状を出して指名手配を発動した。それから8年間、劉孝斌さんは住む場所も失い、路頭に迷い、家と職場も失って収入もなくなった。中共の迫害を受けた劉孝斌さんは8年間、親戚と会うこともできず、毎日不安な生活を送り、自宅に残された幼い子供と年配の両親は、面倒を見る人もいないまま時は流れ去った。

 2005年2月4日、旧暦の正月、劉孝斌さんは子供と両親の安否を確認するために訪ねたが、すぐに佳木斯市公安局に強制連行され、懲役2年間の不法判決を下された。その後、佳木斯市労働教養所に収容され、迫害された。

 2008年6月25日、佳木斯市佳東公安支局長勝出張所の悪辣な警察4、5人は北京オリンピックを名目に、劉孝斌さんの母親の自宅に突入し、何の令状等も提示しないまま家中の家財をめちゃくちゃに荒らし、生活を脅かした。

 2009年2月17日、法輪功修煉者の単玉琴さんは、劉孝斌さん自宅を訪問したが、その時、無線探知装置を装備した2台の警察車両が停まっていた。車の中に多数の警官が待機していたが、間もなく劉孝斌さん宅の窓から悪辣な警官10人ぐらいが家に突入し、劉孝斌さんを強制的に拉致して新立出張所まで連行、拷問した。二日後に佳木斯市留置場に送り、迫害を続けている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 2009年3月28日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/3/27/197858.html