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満席の観客から大好評を博した神韻ポーランド公演(写真)

(明慧日本)2009年3月27日夜7時、ポーランドのウッチで開かれた神韻公演は観客の盛大な拍手を受けながら幕を開けた。舞踊『イ族の少女たち』が始まると、観客は思わずリズムに拍手を合わせた。また、悲しい物語を演じた時は、あちこちから泣き声が聞こえた。

 
ポーランドのウッチでの神韻公演

観客は神韻に深く震撼された。公演終了後、観客は全員立ち上がって盛大な拍手を送った。レセプションには、ポーランド各地から来た多くの著名人が出席した。人々は興奮して、神韻は最も素晴らしい公演だと称賛した。

 ウッチ省副省長:中国文化と精神は世の中を多彩にする

 ウッチ省副省長のChełmińska氏は次のように感想を語った。「私はずっとダンサーたちの動作、舞台上の鮮やかな色彩と華麗な衣装を細かく観察していました。どの舞踊にも巨大な希望が貫かれています。善良と正義は必ず邪悪に勝つと思います」

 Chełmińska氏はウッチ大学の計量経済学科を卒業し、ポーランド国家銀行とポーランド最大のPKO BP銀行で勤め、支店長を務めたこともある。2007年11月、彼女はウッチ省の副省長兼ウッチ大学管理学院理事会会員の座に上がった。

 彼女の趣味は読書と公演の鑑賞である。先日、神韻公演の広告がChełmińska氏の目に入った。「その翌日、私は劇場のマネージャに電話してチケットを予約しました。中国は私がずっと憧れているところです。いろいろな中国文化に関する本を読みました。今日の公演を通じて、アーティストたちが心を込めて自分の感情と信仰および希望を訴えているのを見ました」

 Chełmińska氏は、神韻のような公演は初めだと話した。「ポーランド民族舞踊団も伝統的な民間伝説の中からインスピレーションを探っています。また、彼らの公演も豊富な表現力とリズム、そして鮮やかな色彩を持っています。しかし、神韻のように多くの精神的なものは持っていません」

 楽しみは他人と分かち合うとより大きい楽しみになる。彼女の子供は次の公演を見る予定だというy。彼女は、子供たちと神韻の感想を交流することを期待している。「子供たちに神韻の素晴らしさを知らせます。でも自分で見なければ、私の今の気持ちが分からないでしょう」

 ポーランドは共産党の統治を受けたことがある。公演で、法輪功修煉者が中共に迫害される場面を見て、彼女は感無量になった。「ポーランドは共産政権の統治を離脱できてよかったです。中国が民主主義を実現することを心から祈ります。中国の伝統文化と精神は世の中を多彩にしてくれます」

 ウッチラジオ放送局局長:文化と地域を越えた壮観な公演

 
ウッチラジオ放送局局長のDariusz Szewczyk氏とその夫人

「尋常ではない、素晴らしい公演です」ウッチラジオ放送局局長のDariusz Szewczyk氏は自分の感想を語り始めた。「私たちは普段ヨーロッパ文化と接触することが多いものの、中国文化とはほとんど接触していません。神韻公演は視覚と聴覚の完璧な組み合わせによって、美しい舞台が私に視覚的に感動を与えてくれました。そればかりか、素晴らしい音楽は私に聴覚的享受を与えました。神韻に惚れましたね」

 音楽に対してDariusz Szewczyk氏は称賛を惜しまなかった。「聞くだけで深い印象を受けました。たくさんの著名な音楽家は東洋の音楽からインスピレーションを得ます。神韻公演の音楽は人を陶酔し、人々を励ましています」

 彼は、神韻公演の舞踊が表現した中国伝統文化に強い興味を持っていた。「一つの演目が終わるたびに、私は妻と小声で舞踊と音楽が訴えている物語について話し合いました」

 「舞踊は美しくて忘れられません。繊細な動作、表情、韻致および衣装、そのすべてが自分の物語を語っていました。司会者の解釈がなくても、誰もが分かる内容です」

 豊富な社会経験と鋭い観察力を持っているラジオ放送局の局長として、Dariusz Szewczyk氏は、ポーランドの観客は神韻公演に熱い反応を見せたと話した。「観客が内容をよく理解しているからです。先ほど、私の妻が話したように、舞踊は動作を言語として観客に明確なメッセージを伝えました。これは文化と地域を越えた壮観な公演です」

 その場で神韻芸術団の公演を要請したプロモーター

 Mariola Jankowiak氏は芸術プロモーション会社Tamadaの社長である。夫と一緒に神韻を鑑賞した彼女は自ら、地元で神韻を招聘することを要請した。

 「こんな公演は初めです。来年も必ず見ます。できれば自分で神韻公演を企画したいです。私の職業はいろいろな公演とイベントを企画することです。できればTorumとBydgoszczで神韻公演を行いたいです。神韻は本当に素晴らしいです」

 彼女は17年に渡る企画経験を持っており、ポーランド芸術プロモーション業界で成功を収めている。「費用と技術条件さえ整えば、私は必ず神韻を我々の都市に招聘します」

 神韻を迎えた映画と文化のまち

 200万人の人口を持つウッチは、ポーランド3番目の都市である。首都のワルシャワから160キロ離れており、第二次世界大戦前まではポーランド最大の工業都市であり、紡績業を主としていた。第二次世界戦後、ウッチは急速に発展し、現在は有名な映画と文化の中心となった。

 例えば、Se-ma-for映画会社は1400作品の映画を制作し、その中には800作品のアニメーションが含まれる。300を超える世界レベルの賞も受賞した。1982年に制作した『タンゴ』と2007年に制作した『Peter and the wolf』はアカデミー賞を受賞。またウッチ政府は数年後に『世界文化中心』を建設する企画を発表した。ウッチ大劇場はポーランド最大の劇場で、広い舞台と優秀な設備を備え、ヨーロッパの著名公演団体がポーランドで必ず経由する場所でもある。

 2009年3月31日
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/3/28/197959.html