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陳西省裁判所の法輪功修煉者・席セン省さん、林洪軍さんに対する秘密裁判が失敗に終わった

(明慧日本)陳西省宝鶏市金台区の裁判所では2009年2月25日、2人の法輪功修煉者・席セン省さんおよび林洪軍さんに対する非合法な裁判が行われた。中国共産党政権の裁判所は、法的手続きに則った裁判を行えず、そのため裁判は非公開かつ秘密裏に行われた。被告となった法輪功修煉者の家族にも裁判の通知は受けていない。

 席セン省さんおよび林洪軍さんはいずれも2008年11月に身柄を拘束された。裁判は弁護士のいない状況の中で行われた。原告人と称する者が証拠のない証言をするとき、法輪功修煉者はそのつど強く反論をしていた。法輪功修煉者は真・善・忍に従って正しく行い、正々堂々と行っていることは、決して間違っているとはいえない。特に修煉してから、修煉する前の悪い癖を辞め、他人に対して優しく接することができるようになったなどと、席セン省さんはその場で強く訴えていた。

 同じく、法輪功修煉者・林洪軍さんも自分の無実を主張した。裁判の最中、法輪功修煉者は真相資料のどこにも嘘などは書いていないとして、法輪功の正当性と、裁判の非合法性を主張した。

 傍聴席に座っていたある年配の女性は、「法輪功修煉者たちは皆良い人ばかりです。気功の修煉を通して体も良くなったし、社会に対して、他人に対して全く害がないのに、社会にはあれほど多くの不法な者を見て放置しているのに、良い人たちに無実の罪を着させようとしているのは本当に間違っている」と訴えた。さらに、他の傍聴人からも、法輪功修煉者たちを正しく扱って、初めて善の報いがあると言った。それを聞いて、その場にいた警官たちは何も言えなかった。

 結局、裁判長は塩に打たれたナスのように退廷し、裁判は休廷となった。

 2009年4月1日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/2/196364.html