日本明慧
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フィンランド:吹雪の中での呼びかけ 多くの民衆が法輪功を理解(写真)
フィンランドの春は暖かかったり寒かったりし、大風が雪を伴って人々に襲いかかった。修煉者たちの衣装と帽子はたちまちびしょぬれになってしまった。署名用紙を濡らさないように、修煉者たちはビニールシートで机をしっかりと覆い、真相を伝えた。 修煉者の金さんは昨年7月、友人を訪れるためにフィンランドに来たが、その翌日に彼女の母が中国で強制連行され、不法に8年の懲役を下された。金さんは幸いに抜け出したが、再び国へ帰れる日はいつになるか分からず、そのため未成年の妹も勉学の機会を失い、友人に頼って生活の援助を受けている。昨年末にタイから救援されて来た修煉者の呉さんは、もともと夫婦ともにホワイトカラーで、妻は修煉を堅持したため不法に10年の懲役を言い渡された。修煉者の史さんの叔父は前後して中国当局に不法に3回拘禁され、めった打ちなどの拷問を受けた。3人の修煉者のそれぞれが身内の写真の載っている救援を呼びかける展示パネルを持ち、通行人に対して関心を持つよう、そして彼らの身内を救出するようにと呼びかけた。 10数人の若い人が広場を通りかかったとき、修煉者たちが展示パネルを持っているのを見て、活動の理由を尋ねた。修煉者のAnnaさんは、この3人の修煉者の親族は未だに中国で拘禁され迫害されており、彼らはここで人々に身内の自由のために呼びかけていると説明した。 大雪の中で、1人の年配女性が杖をついてゆっくりと通りかかり、修煉者の持っている展示パネルを見て、修煉者の王さんに何が起きているのかと尋ねた。その女性は、修煉者たちの身内が真・善・忍を信仰するだけで不法に入獄される目に遭い、甚だしきに至っては1人の修煉者の妻が8年も不法に懲役刑にされたことを耳にすると、黙々と署名簿に自分の名前を書いた。 Onni Pohjanpaloさんはいつもここを通っているが、これらの横断幕や展示パネルを詳細に見たことがなかったという。今日、彼は初めて真剣に展示ボパネルを見てびっくりした。法輪功のことは今までメディアで報道されたことはなかった。彼は法輪功とその迫害について、ラジオ放送の取材を望んだ。彼は修煉者とのコンタクトの方式を尋ね、直ちに帰って取材の用意をすると表した(原稿を送る時点でOnini Pohjanpaloさんはすでに電話で修煉者と取材の期日の約束をしたという )。 4時間余りの活動の中で天候は極めて悪かったが、署名して迫害に反対する民衆は以前よりずっと多くなり、署名用紙に次から次へと名前を記入し、たくさんの人が声援を送った。 2009年4月3日 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/31/198146.html) |
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