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法輪功が東京で行進パレード 李長春を追い出すよう呼びかける


文/日本大法弟子

(明慧日本)2009年3月29日、日本脱党支援センターは東京でパレードを行った。パレードでは5200万の中国人らが中共及びその関連組織から脱退したことに声援を送り、中国共産党の法輪功に対する迫害を非難した。また、来日している中共政治局常務委員の(法輪功迫害に積極的加担した)李長春を日本から追放するよう呼びかけた。パレードは恵比寿公園からスタートし、駐日中国大使館近くの公園まで歩き、大使館前で抗議活動を行った。

 
法輪功のパレード 脱党民衆へ声援を送り、中共による法輪功への迫害を非難

法輪功のパレード 中共からの脱党に声援を送ると同時に中共による法輪功への迫害を非難

足を止めてパレードを見送る観衆

李長春はアジア・太平洋四カ国を訪問した後、3月29日に日本に到着した。その前日の3月25日、NPO法人日本法輪大法佛学会の代表が内閣府や外務省を訪れ、麻生太郎内閣総理大臣と中曽根弘文外務大臣へそれぞれ嘆願書を提出した。公開状の内容には李長春が中共の元国家出席・江沢民に従って法輪功を迫害した数々の罪状が書かれており、そのような人権侵害を行っている李長春を民主主義国家である日本から追い出すよう呼びかける内容も書かれていた。李長春はフランスなどの国でも人権侵害や殺人を指導したなどの罪ですでに起訴されている。

 江沢民と中共政権は1999年以来、未曾有の残酷な手段で法輪功を迫害しており、その迫害は今日までも続いている。確認され、名前が明らかにされているだけでも3255人の法輪功修煉者が中共に殺害された。江沢民・李長春らによる法輪功への迫害の事実は数え切れないほど多くの記録がある。江沢民による広東省での法輪功に対する迫害を強化しろという指示に従って、李長春は広東省委員会書記の任期中、2000年2月から法輪功への迫害に積極的に参与している。また、自ら指導して2001年から法輪功を迫害する目的で設置したゲシュタポのような機構『610弁公室』を設立し、各地で無闇に法輪功修煉者を強制連行し、迫害した。2002年5月には、李長春の示唆の下、広東省が法輪功修煉者一人を捕まえると3千元(約5万円)の奨励金を与えるという政策を打ち出した。こうして、李長春は全力で江沢民に追従し、法輪功を迫害することで江沢民に認められ、政治局常務委員の地位にまでのぼりつめたと書かれている。

 また、上記の迫害事実によって、李長春は2004年7月にフランスを訪問した際、拷問罪でパリの裁判所に起訴された。このような犯罪者の日本入国を拒否するのは民主主義国家である日本にとっては当然の使命であり、また、人権侵害犯である李長春を日本から追放することは、当然の対応であると記述した。

 29日のパレードで、脱党支援センターの代表である佐藤国男氏は「江沢民に従って法輪功を迫害し、政治局常務委員の座にのぼりつめた李長春に対して、日本政府は本人を日本から駆逐すべきであり、中共の法輪功に対する迫害を制止することを支援するべきです」と述べた。

 恵比寿公園からスタートしたパレードは、天国楽団が先頭に立ち、勇壮な『法輪大法は素晴らしい』『法正乾坤』などの曲を演奏した。その後ろには大型画像パネルと横断幕を掲げて行進し、途中多くの民衆の注目を浴びた。人々は中共の暴行を暴露するチラシを受け取り、詳しく読んでいた。

 パレードの途中では、中国人に中共を脱退して悪党の嘘や洗脳、コントロールなどから脱却するよう呼びかけていた。また同時に、当日来日した李長春の数々の悪行の記録を暴露した。延々と続く数100メートルの隊列の最後には中国民族衣装で身を包んだ腰鼓隊がいた。リズムの良い軽快な腰鼓の音は、先頭の天国楽団と一体となり、その柔らかな音楽で人々の注目を浴びていた。

 パレードが始まる前には、スタート地点の恵比寿公園で行われた天国楽団の演奏が早くも付近の住民達の関心を惹いていた。香港から観光に訪れた某夫婦は、前後から撮影をして「香港でもよくこのようなパレードを見ます。とても素晴らしいです」と喜びを表した。公園のそばで礼拝する人々も撮影したり、資料を受け取ったりしていた。さらに、パレード中にも拍手が送られ、撮影をする人がたくさんいて、パレードの中に自ら入って一緒にコースを歩く人もいた。

 2009年4月4日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/1/198227.html